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The Man I Love
1997年のフランスTV映画。

“L'homme que j'aime”「僕の愛する彼」みたいな訳でしょうか?
L'homme que j'aime

フランスの女の子に物凄く人気のあった「ゲイ映画」だそうなのですが、そう聞いてとっても納得してしまいましたww

主人公の二人がとにかくとっても可愛いのですv

二人とも見た目は普通っぽいので、可愛いって言っても外見の話じゃなくて、ラブラブになるまでの過程が可愛いというか、ゲイの彼に迫られて、ぐいぐい押されまくるノンケ役の彼がめっちゃ可愛い♪

以下、ネタバレ注意。

主人公の一人は、ジムのプールでライフガードをしているリュカ↓(Jean-Michel Portal)
L'homme que j'aime01

その彼にいきなり「好き!」って告白して、押して押して押しまくるのが、同じジムで働くマルタン↓(Marcial Di Fonzo Bo)
L'homme que j'aime02

最初は余りに強引なマルタンのアプローチに、リュカだけじゃなく、観てる方も「何この人?」って感じでドン引きなんですけど、そのうち嫌がられても、嫌われても、まとわりつくマルタンに、だんだんリュカの方がほだされてきて、観てる方も一緒になって応援してしまうのです♪

まずは冒頭、ジムの閉まる時間を過ぎてもプールでダイビングの練習を続けるリュカに、ジムの戸締りをして家に帰りたいマルタンが、「じゃあこうしてやる!」みたいな感じで、リュカの服を掴んでプールに放り込みます。

でも「どうやって家に戻れっていうんだよ!」ってリュカがプンプン怒ると、マルタンが「君に似合うと思うんだ。」って言いながら、ちゃんと用意してあった自分の服を上げるんですww

「いいよ。自分で何とかするから!」ってリュカが言い返すんだけど、次のシーンでは結局マルタンに貰った服を着て歩いているのが微笑ましい。

リュカは押しに弱いタイプなんですね^^

そしてそのリュカに向かって、マルタンがいきなり、

「一つ聞いていい?君はゲイなの?僕はゲイなんだ。だから聞いてるんだよ。君のこと好き。それもちょっと好きっていうんじゃなくて、かなり好きなんだ。」

って、いきなりガンガン押すんです。呆気にとられたリュカはマルタンを振り切って走って行くんだけど、マルタンがその後、リュカのアパートまで押しかけて来ちゃう。

その後、リュカの彼女がアパートに戻ってくるんですけど、彼女とマルタンが意気投合して、いつの間にかマルタンが一緒にディナーを食べることに。ムスッとしつつも「邪魔だから帰れ。」って言えないリュカは、とにかく押しに弱いタイプなのです^^

その日をきっかけに、マルタンはジムでもリュカにまとわりつくようになるんですけど、そんなある日、リュカがプールでダイビングに失敗して怪我をします。

そしてその後リュカが入院しているシーンで、映画を観てる方は、リュカの父親が医者であることと、彼がマルタンの主治医であることを知るんです。

明るくて積極的なマルタンは、実はAIDS患者だったのでした。

リュカはそれを知らないんだけど、マルタンに「愛してる♪」って言われ続けるうちにヨロヨロになって、とうとう彼女と上手くいかなくなってしまうのですw

そしてそんなある日、リュカは父親からマルタンの病気について知らされます。

このシーンの父と息子の会話が、フランスっぽくて(?)とっても好きv

父:   「彼女とは上手くいってるのか?」
リュカ: 「うん。どうしてそんなこと聞くの?」
父:   「お前と私はそれほど親しくないし、お前のことについて良く知らないからだよ。お前が男の方が好きっていうのも知らなかったし。」 

「オヤジ、何言ってんだよ?」って感じで、「パルドン?」って聞き返すリュカに、お父さんがマルタンの病気のことを話すんです。そしてその後でリュカに聞くのが、

父:   「ちゃんと気をつけてしてる?」
リュカ: 「うん。平気だよ。でも、もうこの話は止めよう。」

偉いよね、フランスのお父さんは。息子がゲイでも、相手がAIDS患者でも、問題はセーフ・セックスしてるかどうか、だけなんだから。息子の方も父親に自分がゲイだって思われても、あえて否定もしないのが好い。

まあ現実がここまであっさりしてるかどうかはともかく、少なくともこの映画はこういう風にサラッと明るいのが良いのですv

マルタンの病気のことを知ったリュカはマルタンに何かして上げたくて、今度は自分の方からマルタンに会いに行くんだけど、「ナースや同情が欲しいわけじゃない。」みたいな感じで、一端は突き放されるんです。

でもある夜、夜中にマルタンからの電話で起こされたリュカは、一緒のベッドに寝てる彼女には、

「どうでもいいよ。放っとけばいい。」

みたいに言いながら、気がつけば朝の3時にマルタンのアパートに様子を見に行ったりしている。

とにかくリュカは押しに弱いのです^^

そして「眠れないから電話した。」っていうマルタンに腹を立てつつ、「君が好きで、君と寝たくてしょうがない。」って言われると、いつの間にか一緒のベッドで寝ていたりする。

とにかく彼は押しに弱いのです^^

このベッドでの二人の会話も可愛いんですよ~。

リュカ:   「俺に触るなよ。」
マルタン: 「そんなことしないよ。だから君が僕に触ってよ♪」

「背中から抱き締めて。」っていうマルタンに、リュカが言われた通り、そーっと腕を回すと、マルタンが 「愛撫してくれても好いからね♪」ってww

リュカ:   「いい加減にしろ!」
マルタン: 「僕は病気なんだよ。優しくして貰いたいの。」
リュカ:   「次は何だよ。フェラ?」
マルタン: 「それはまだ♪愛は時間を掛けないとね。」

そして何だかんだ言いつつ二人は一緒に眠るのでしたw

ちなみに、その後しばらくして二人がビーチで初キスするところが、私の一番好きなシーン♪

マルタンが一回キスさせて、ってリュカに頼むと、真面目に悩みつつもリュカがOKするんだけど、その後の二人の会話が可愛い過ぎ。

リュカ:   「ちょっとだけだぞ。」
マルタン: 「分かってるよ♪俺、そんな軽くないから。」
リュカ:   「舌は入れるなよ。」
マルタン: 「うん。約束するよ♪」

でもそっとキスしたリュカの顔を、マルタンがギュッて両手で挟んでマジちゅーしちゃうんです。

これがほんとのフレンチ・キス?(笑)

そして「約束したのにっ!」ってバタバタ逃げ出すリュカを、「キス上手だね。唇が熱かったよ~♪」ってマルタンが追い駆ける。

腐女子に「萌え死にしろ!」と言わんばかりの展開ですwww
L'homme que j'aime03
(ちょっと長いんですけど動画↓を貼っておきます↑のシーンは7分くらいから。)


ここまでくればリュカは落ちたも同然でww案の定、ジムの仕事をクビになってしまったマルタンに、「一緒に住もう。」ってリュカの方から言い出します。

でもそうなると、「先のことを考えると君を受け入れるのが怖い。」ってマルタンの方が消極的になっちゃう。

この辺の二人のやりとりも可愛いんですけど、結局マルタンとリュカは結ばれて、リュカは彼女と住んでいたアパートを引き払ってマルタンと住み始めます。

マルタンはリュカに辛い思いをさせたくなくて、何度もリュカを突き放すんだけど、リュカは「絶対に離れたりしない。」って言って、ずっとマルタンの傍にいるの。

押しに弱いだけじゃなくて、リュカは根が優しくて、かつラテンの男だから情熱的なんですね♪

それから2人は男同士でも結婚させてくれる教会を見つけて、マルタンの母親と3人だけの結婚式も挙げて…。

でも最後に「僕を忘れないで。」って言い残してマルタンは死を選ぶのです。
L'homme que j'aime04

このラストはだけど、ちょっと唐突な感じがしたかも…。

この映画を作った人が、エンディングをどうしたら良いか分からなかったんじゃないか?って気がしました(汗)

でもAIDSがテーマの映画で、ハッピーエンドでもないのに、見終わった後に救いようのない暗い気持ちにはならなかった。

ラストシーンが、マルタンに貰った服を着て、笑顔で自転車に乗ってるリュカのアップで、ほんわかした気持ちになれるのです。

リュカの彼女も、マルタンのお母さんもそれぞれ良いキャラで、そこも好きでしたv

日本で公開されてるかどうか分からないんですけど、もし字幕を付けてW○W○W様とかで放送してくれたら、かなり受けると思うんですよねww特に女の子にww

こちら↓は予告編。


ハッピーエンドだったらもっと良かったんですけどね~。

同じフランスのTV映画、“Juste une question d'amour”は15位に入ってるから、やっぱりこの映画はラストが駄目だったんだろうな…。

こういうの、bummer endingって言うんですよね。ラストにがっくしきてしまう。

(^-^;)

それで、ここからは言い訳です;

本当はいい加減、11位の『ロングタイム・コンパニオン』について書くべきなんですけど、この映画、実はまだ見ていないのです;

これもAIDSがテーマの映画ということで多少気が重いというか(汗)、そのうちリストに載っている映画で見ていないものは纏めてレンタルしようと思っているんですけど、とりあえず見ていない分はしばらく飛ばします←あ;

その代わり、と言っては何ですが、と言うか代わりにも何もなってないですが、一応AIDSがテーマということで、このsweetなフランス映画について書いてみました^^

次回はAIDSがテーマでもない癖にAIDS患者が登場する、私の大嫌いな映画について書こうと思いますので、「人様の作品にケチを付けるなんて許せない!」という方はスルーでお願いします(_;)

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コメント
この記事へのコメント
萌え死に(笑)
イチオシのシーン、見ました!
「You're a graet kisser~♪」。
あせって逃げ出すリュカがカワイイね。
父息子の会話はほんと成熟した国ならではという感じですね。
ラストが切なそうですが、ちょっと見てみたい~。
2009/04/27(月) 04:32:16 | URL | sunshine #khTh2OB6[ 編集]
キスするときに照れてるリュカに萌え死にました(*^^*)可愛すぎます。
最後はアンハッピーエンドなんですか。でもこの映画なら見てみたいです!

「ロングタイム」は重かったですorzいい映画だと思いますがエイズがテーマだと見るのが辛い…
2009/04/28(火) 14:00:01 | URL | tategoto910 #-[ 編集]
sunshineさん、こんばんは
イチオシのシーン、見て下さってありがとうございますw
バタバタ逃げるところが、ほんっとに可愛いですよね♪
>父息子の会話は
ここまでサバサバしたパパは、さすがのフランスにもそうはいない?
って感じですけど、でもそういうキャラにしてくれたところが嬉しいです☆
ラストはほんと残念ですけど、でも全体としてはお勧めでした^▽^
2009/04/28(火) 20:42:51 | URL | あけぼの #-[ 編集]
tategotoさん、初めまして?(笑)
やっぱり可愛いですよね~♪
ラストさえハッピーエンドなら、絶対お勧めなんですけど…^^
でも途中まではほんっとにデレデレ見られますvv

>「ロングタイム」は重かった
tategotoさん、ご覧になったのですね?
基本ハッピーエンド好きなので、つい敬遠してしまいます^^;

(こちらも覗いて頂いてありがとうございました☆もし宜しかったらまたお立ち寄り下さい♪)
2009/04/28(火) 20:44:35 | URL | あけぼの #-[ 編集]
こんにちは~
あけぼのさんのレビューを見て面白そうだな~って思いました。
だけど、この作品ってたぶん、日本には入ってきてませんよね?
どうしても見たかったらネットで探すしかないですよね~

そういえば、最近、Fashion victimsというゲイ映画観ました。
ドイツの映画だったのでドイツ語はまったくわからず、映像だけを楽しんでしまいました(笑)
2009/05/01(金) 19:01:06 | URL | hiro #-[ 編集]
hiroさん、こんばんは
>あけぼのさんのレビューを見て面白そう
ありがとうございます☆
ストーリーはシンプルなんだけど、主人公の二人の会話がとにかく可愛かったですw
でもおっしゃる通り、多分、日本ではDVDは手に入らないかと…(涙)
(そういう場合はネットしかないですよね^^)

>Fashion victimsというゲイ映画
なんか面白そうなコメディみたい?
教えて頂いてありがとうございました☆
私も映像だけでもww見てみたいです~^▽^
(Green Dayの曲と同じタイトルなのも気になるw)
2009/05/01(金) 20:17:38 | URL | あけぼの #-[ 編集]
こちらでは初めまして(・∀・)
“L'homme que j'aime”、あけぼのさんの解説で面白そうだったので、YouTubeで観てみました♪

で、でも私、フランス映画って実は苦手で←オイ(笑)あの見終わった後の、何とも言えない後味の悪さが(;ω;`)フランス映画の8割は、こういう終わり方するんですよね。フランス人も、「フランス映画は、『だから結局どうなったの?』って感じなんだよね」って言う位ですから←え。そういう意味では、この映画も王道な気がしました。映像の使い方も、台詞回しも。

でも、一番ウケたのは、最初のマルタン君の口説き文句(笑)フランス人、みんなあぁいう口説き方するんですよ!!( ̄□ ̄;)あまりにリアル過ぎて、吹きました。父親との会話はどうかな~?敬虔なカトリック教徒でない限り、あんな感じである気もするけど、年配の人は結構頑固で厳しい人も多いんで、微妙なとこですね(。-∀-)

でもホント、可愛いカップルで、初々しい感じが良かったです。
2009/05/03(日) 05:07:38 | URL | 紫雪 #rWS/bDzc[ 編集]
紫雪さん、初めましてw
こちらにもご訪問ありがとうございました~♪
フランス語がお分かりなのにフランス映画が苦手なんて?!
そんなに後味の悪い映画が多いんですか?
ちょっと意外でした;
でもそう言えば、最近のフランス映画ってあんまり観た覚えがないかも。
昔の「名画」みたいなのは観てるけど、それもウロ覚え…orz

>フランス人、みんなあぁいう口説き方
ほんとですか?(^○^;)
分かりやすくていいけど、振られる確立が大き過ぎじゃ…(笑)
ここまで出来た父子の会話は、やっぱり難しいですよねー。
でも作った人が、あえてドロドロした暗さを省いたんじゃないかと思いましたv
ラストも明るく終わって欲しかったんですけど、フランス映画だからしょうがないんですね~。

(こちらにもご訪問ありがとうございました☆もし宜しかったら、またお時間のある時に覗いてみて下さい♪)
2009/05/03(日) 22:02:07 | URL | あけぼの #-[ 編集]
確実に・・・
萌え死にします(笑)

最初からちゃんと見てて、このキスシーンきたら悶えまくり
ですよっ!笑

舌入れないって約束してて、この展開・・・・・・大好物です!
文章読んでるだけでも、ウハウハですv

リズム感あって、登場人物がエイズだけど、悲壮感が漂って
るって感じでもないので(一部しか見てないのであれですが;)
こちらも楽に見れますね(^ω^)
2009/05/26(火) 01:48:08 | URL | ぬっこ #5spKqTaY[ 編集]
ぬっこさん、こんばんは
>最初からちゃんと見てて、このキスシーンきたら
いやあ最初からちゃんと見てて、このキスシーンだったので危うく逝きそうでした(笑)
ノンケの彼がドキドキしてるのが伝わってきて可愛かった☆
テーマはシリアスなんですけど、おっしゃる通り押し付けがましいような暗さがなくて、最後まで二人を応援しながら見られましたv
ラストは残念だったんですけど、全体としてはお勧めなのです~。
2009/05/27(水) 20:35:40 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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