アメリカの大手ゲイブログAfterEltonで選ばれた「最高のゲイ映画50」を1位から順にレビューしていく企画
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Beautiful Thing
「最高のゲイ映画」、第2位に選ばれたのは“Beautiful Thing”
Beautiful Thing
1993年にイギリスで上演された同名の舞台劇のTV映画化で、アメリカでの劇場公開は1996年。

このリストを見るまで、こういう映画があったことすら知りませんでした。それが2位って一体!?

例によって、以下はまともな映画レビューというより、何でこの映画が2位なのか?っていう考察。

「ゲイ映画」にとにかくやたらと多いのが、coming of age/coming outというジャンル。

カミング・オブ・エイジって日本語で何て言うのかなー。子供から大人、っていうか少年、少女から大人になる時期?

「ゲイ映画」の場合、高校生くらいの男の子が主人公。

初めてゲイであることに目覚めて、友達への気持ちが実は「友情」じゃなくて「恋」なんだって気づいたりして、悩んだり、傷ついたり、家族との葛藤があったりする。そして最後は勇気を奮い起こして、友達や家族にカミングアウト。

脚本家とか監督さんの経験が入ってるからなのか、このカテゴリーには、安心して見られるほのぼのした映画が多くて、前向きで爽やかな話も多いですし、決して嫌いなジャンルではありません。

ただ他にも山のようにあるcoming of ageゲイ映画の中で、何でこれが一番なのか?っていうのが、私には実は良く分かりませんでした(汗)

でも問題は映画自体というより、私のロンドン訛りの英語、コクニィに対する理解力の無さかも…。

これが、

「お隣に住む幼馴染の男の子に恋する高校生の男の子と、二人の家族を取り巻くお話」

っていうのは分かるんですけど、舞台がロンドンの下町で、訛りのキツイ英語が聞き取れない。ストーリーが分からないっていう程じゃないけど、時々何を言ってるのか分からない(汗)

なので、まずは超簡単なあらすじから。

主人公のジェイミー(グレン・ベリー)↓はスポーツが苦手で、学校でも苛められてる。
Beautiful Thing01

お隣の男の子スティ(スコット・ニール)↓はスポーツも得意で友達も多い。
Beautiful Thing02

ジェイミーはシングルマザーの母親と二人暮しで、スティの方は、酔っ払って暴力を振るう親父と兄との3人家族。

父親に殴られたスティを家に泊めて上げたことで、ジェイミーとスティの間は急に接近。お互いの気持ちに戸惑いつつも、最後はラブラブ↓になる、という可愛らしいハッピーエンド。
Beautiful Thing03



とってもシンプルなストーリーなんですけど、そこが素直に共感できて良いところなんでしょうか?イギリスの社会背景に詳しい人だと、もっと色々な背景が分かって面白いのかなー。

例えば、イギリスっていうのは未だにアクセントとか使う言葉で、その人の社会的レベルが分かるらしくて、ジェイミーのお母さんがボーイフレンドに向かっていきなりキレたり、最後は別れちゃったりするんですけど、イギリス人がこの映画を見て二人が話すのを聞けば、二人の階級の差、そこからくる考え方の違いが障害になってるのが分かるとか。

その辺が、私には良く分からなくて、優しくて、とってもナイスな彼氏なのに?っていうのが見てて不思議だった。

そういうのって後から「説明」されても感動が薄いし…。

でもそんな私にも分かったのが、サウンドトラックの選曲の素晴らしさです♪

故ママ・キャス・エリオット(元ママス&パパス)の曲が、全編を通して使われていて、それぞれとても印象的なのです~。

ラスト(↑のつべ)、二人が抱き合って踊るシーンで歌われるジャズの名曲、“Dream a Little Dream of Me”とか、トレイラー(予告編↓)でも使われている “Make Your Own Kind of Music.”

Beautiful Thing | Linda Henry | Hettie MacDonald | Glen Berry | Movie Trailer

You've gotta make your own kind of music
Sing your own special song
Make your own kind of music
Even if nobody else sings along

自分だけの曲を作らなくちゃ駄目
あなた自身の特別な歌を歌うの
自分だけの曲を作るのよ
たとえ他の誰も一緒に歌ってくれなくても…

話がズレますけど(汗)、この曲を歌ってるママ・キャス(↓左から2番目)は、見た目が美しいとはとても言えない女性で、何と言うか…激デブ?
mamas&papas
一方、ママス&パパスのもう一人の女性ボーカルだったのは、天使のような美少女、ミッシェル・フィリップス(↑右から2番目)

ミッシェルはママス&パパスのメンバー、デニー・ドハティー(↑左端)と結婚するわけですけど、ママ・キャスもデニーと関係があって、「あなたはどんな男でも手に入るのに、私の男を取らないで。」ってミッシェルに向かって怒鳴ったとか(ゴシップ・チャンネルの“E!”によれば;;)。

結局、ママ・キャスはバンドを脱退、その後ソロになってヒットしたのが、この“Make Your Own Kind of Music”なんです。

この曲のメッセージは、

「自分自身の人生を自分なりのやり方で生きて欲しい、たとえ誰もあなたのことを分かってくれなくても…」

って感じでしょうか?

力強く明るい歌声と、前向きな歌詞の陰で、ママ・キャスが一人でどれだけの苦しみを抱えていたのかと思うと、ホロッとさせられる名曲です。

話す人が誰も居なくて一人で悩んでるゲイの男の子が、この映画を見て、こういう曲を聴いたら、すっごく励まされて、そういう意味で「最高のゲイ映画」になるのかも。この映画の公開当時に高校生だった人は、今は20代後半から30歳くらいだし、ちょうど「懐かしの名画」ってことにもなる?

ちなみに、ジェイミーのお隣に住む、リアちゃんっていう黒人の女の子がママ・キャスの大ファン、っていう設定ですv

主人公の二人よりも印象に残るのが、このリアちゃん↓(右)とジェイミーの迫力あるお母さん↓(左)。
Beautiful Thing04
逆に言えば、主人公二人を取り巻く人々がキッチリ描かれているからこそ、良い映画なのかもしれませんね。

ところでさらに話は変わりますが(汗)、イギリスの労働階級のゲイの男の子のお話って言うなら、“Billy Elliot”『リトル・ダンサー』は、とっても素晴らしい映画だと思うんですけど、あれは「ゲイ映画」とは言わないんでしょうか?「ゲイ映画」っていうマーケティングはされてなかったけど、でも主人公がゲイっていう意味では「ゲイ映画」ですよね?

そしてますます話が飛びますが(汗々)、それで思い出したのが2000年のアカデミー賞前に、レッドカーペットで起こった出来事(←どんだけ飛ぶ!?)

これ、私の目の錯覚では決してないと思うんですけど、ビリー・エリオット役のジェイミー・ベル君がレッド・カーペットを歩いてたら、ちょうど近くに居たホアキン・フィニックス(『グラディエーター』でその年の助演男優賞候補)がタタって走って来て、突然ジェイミー君にチューッてキスして、また走り去って行ったんです。

どなたかこの瞬間をご覧になりませんでした?

他に「見た!」っていう人が居なくて、いい加減、自分の妄想だったのかどうか自信がもてない…。でも何で私がそんな意味不明の妄想をしなくちゃいけないの?(涙)

その後の授賞式後のパーティーでも、一緒に居るところを写真で見た記憶があるんですけど、これも今となってはネットに載ってないし…。

あー、気になるっ!

って、一体何の話だ!?

(^_^;)

すみません、今回、映画の内容に関して殆どコメントが出来ませんでした。アメリカ映画じゃないとやっぱキツ…。

あ、でも今のところ、これほど英語が聞き取れない映画は他にはありませんので、多分この後は何とかなるはずです^-^

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コメント
この記事へのコメント
あけぼのさんが『リトル・ダンサー』を知っていて興奮しております!←
私の大好きな映画なんです~v-345
てかジェイミーくんゲイなんですかっ!?
ホアキンがキスしたのが、本当なら羨ましいっ・・・(笑)
あけぼのさんの妄想が、本当であってほしいような、ほしくないような・・・HU・KU・ZA・TU☆
ああ、私も真実が気になります~(>_<)
誰かおしえて~

2009/01/22(木) 05:03:40 | URL | ぬっこ #-[ 編集]
ぬっこさん、こんばんは
私にしては珍しく(汗)、『リトル・ダンサー』はちゃんと映画館で見ましたv
>ジェイミーくんゲイ…
そういう噂があるのは確かですが、ご本人は笑って否定しているようですvv
ホアキンはですね、突然現れていきなりキス(しかも唇にだったと)
そして去っていった…。
ほんと、他に見た人は居ないんでしょうか??
2009/01/23(金) 17:40:01 | URL | あけぼの #-[ 編集]
そういう噂・・・
知りませんでした・・・。
ホアキンキス事件(笑)について、私も調べたけど収穫なしでした。
一緒の写真も見ませんでした~。
迷宮入りしそうですね;;
2009/01/25(日) 05:36:17 | URL | ぬっこ #5spKqTaY[ 編集]
ぬっこさん、こんばんは
>そういう噂…
について私も詳しくは知らなかったので、
念のためにググッてみました。
でもそれについて書こうとしたらどんどん長くなったので
明日辺りそれについて記事を書きますね(笑)
でもキス事件に関してはほんとに迷宮入りです~^-^
2009/01/25(日) 21:45:58 | URL | あけぼの #-[ 編集]
こんにちは~
向こうのリンクからこちらに飛ばさせてもらいました(笑)。

で、たまたま日々のストレスから逃れるためにめぼしいゲイ映画をネットで漁っていた所、このBTがよさそうということで「ふむふむ」って思っていたんです。そうしたらあけぼのさんが書かれているじゃあありませんか!すばらしい偶然。(でもないか・・・?)

今度観てみようっと。でもイギリス映画への隔たり?というかは分かります。文化とアクセントと・・・。でも私も"Billy Elliot"は大大大好きでした。DVD持ってます。10回以上見ました。が、私が思うにビリー(主人公)はゲイじゃないですよね!?彼の親友のマイケルがゲイ(というかクロスドレッサー)。で、マイケルがビリーにラブラブで二人でチュウとかしちゃってるけど、そこでビリーが「バレエが好きだからって皆がゲイってわけじゃ、ないんだけど。」って言う。はず。

確かにゲイのテーマ、親友のキャラ、バレエという世界など、ゲイの世界や見方が自然に入っている映画だとは思います。そうして最後のシーンのAdam Cooperが最高っす~。しびれます。

あけぼのさんもご存知と思いますが(すみません、この記事以外まだ読んでいないので重複しているかもしれないです。これから読ませていただきます!)あの映画の最後の"Swan Lake"は男だけの「白鳥の湖」(Matthew Bourne振り付け)ということで一世風靡した作品ですよね。それを映画の最後にぶちこんだダイナミックさも私は大好きでした。

そうしてプリンシパルダンサーのアダム・クーパーはオリジナルのキャスト。その彼が直々に"billy Elliot"の最後のシーンに出演。もうノックアウトぎみの出血大サービスです~><

はあ、はあ。すみません、興奮しすぎました。しかもこの記事はBTの物なのに・・・。再度、すみませんでした。

でも私イギリス映画は結構好きなのかも・・・"Full Monty"とか(笑)。ちなみに"Full Monty"はサンフランシスコのオペラハウスのシアターで観ました(←遠い目)。そうしたらさすがリベラル(!?)、7,8歳の子供達が親と観に来てました。バタバタとお走りあそばせてました。びっくり・・・あれって確かR指定ですよね(笑)。ま、親がOKならいいんでしょうが。
2009/04/12(日) 09:05:54 | URL | ありゃ #-[ 編集]
ありゃさん、こんばんは
飛んで来て頂いてありがとうございます☆

>たまたま日々のストレスから逃れるためにめぼしいゲイ映画をネットで漁っていた
ありがちですww

イギリス映画でも、アッパークラスの発音は逆に米語より分かりやすいくらいで、だからGet Realは何の問題もなかったんです。
難しいのは下町のコクニィってやつだと思いました(汗)

>私が思うにビリー(主人公)はゲイじゃない
そこら辺、あんまり映画はハッキリさせてないけど、私はあのラストは彼もゲイだった、というオチだと勝手に思ってました;
「バレエが好きだからって皆 がゲイってわけじゃ、ないんだけど。」
っていう台詞は、子供だからまだ自分に不安があって出てきた言葉じゃないかって…。

白鳥の湖、全然知りませんでした;
教えて頂いてありがとうございます(_)
唐突に男の人がチュチュ着て出てきてインパクトありました。

"Full Monty"も面白かったですよねww
あれも台詞が?で、一緒に見てた子に「今、何て言ったの?」って聞きまくった覚えがあります^^
R指定の場合、親がOKでも良くないと思うんですけどwwどうなってるんだっ(笑)

こちらにもご訪問ありがとうございました。
もし宜しかったらこれからもヨロシクお願いします☆
2009/04/12(日) 20:01:20 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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