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トワイライト~初恋~
2008年公開のアメリカ映画。

“Twilight”『トワイライト~初恋~』
twilight

別に「ゲイ映画」でも何でもないんですけど(汗)、主役の吸血鬼、ロバート・パティンソンが日本まで営業に出掛けた、じゃなくてプレミアに出席するために来日した、って聞いたので、ちょっと書いてみようかなって思いました。

ただ、私は原作も読んでいなければ、映画も見ていないので、超無責任なコメントになります(←おい;;)

というか、この『トワイライト』について、ボロボロに貶しまくってるレビューが沢山あって、それがめっちゃ笑えた&かなり納得できたので、例によって他人の褌で相撲です(汗)

日本での公開はまだだと思うんですけど、小説を読んで嵌った!という方は、読んでも腹が立つだけだと思いますので、以下は読まずにスルーして下さいっ(←こればっか;;)



まずはネットで適当に読んだ&人から聞いただけの『トワイライト』のあらすじから。

17歳の高校生の女の子ベラが、ワシントン州の田舎町に引っ越してきます。新しい高校で同じクラスになったエドワードは、皆から孤立したミステリアスな雰囲気の男の子で、何故か彼女に冷たい態度を取るのですが、ある日、彼女が車に跳ねられそうになった時、不思議な力で彼女を助けます。

そんな彼に惹かれていくベラは、やがてエドワードが実は吸血鬼だということを突き止めるのでした…。

このエドワード=吸血鬼がロバート・パティンソンで、今、アメリカのティーンの女の子に人気No.1って言われています。
robert-pattinson
彼は見た目が白過ぎ(pale)だし、あんまりアメリカ人に受けるタイプじゃないと思うんですけど、吸血鬼役には向いてたのかも。1作目がヒットしたので、今カナダで2作目と3作目を同時進行で撮影中だとか。

このエドワードは、吸血鬼なんだけど人間の血は吸わないっていう設定で、両親も吸血鬼なんだけど、吸血鬼は子供は産まないから(セックスはするけどww)、彼は養子なんですね。彼の両親っていうのは正義の吸血鬼(?)で、子供の頃病気で死にかけていたエドワードを、吸血鬼にすることで命を助けて上げたんだとか。

で、そのエドワードがベラにコロッと一目惚れして、永遠の愛を誓ったことで、人間の血を吸う悪い吸血鬼がベラに目を付け、後は延々、エドワードがベラを守り抜く、そういう話なんだそうです。

つまり基本はよくあるロマンスノベル。

1) 見た目が完璧な男がいる。何を考えているか分からないけど、謎めいた危うい雰囲気がある。
2) 見た目も中身も普通な女がいる。
3) 1)の男と2)の女が出会って激しい恋に落ちる。美しい男は平凡な女に永遠の愛を誓い、女は自分が彼に相応しくないと悩みつつも、彼の愛に押し流されて「運命の恋」に身を委ねる。

女性向けのファンタジーにありがちな話が、なんでこんなに評判が悪いかっていうと、これが中学生くらいの女の子を対象に書かれた話だから。

とにかく主人公の女の子っていうのが主体性がゼロで、中身も空っぽで、美形吸血鬼の言う通り、彼の望むままに行動するんだそうです。

平凡な女の子が完璧な男に愛されるために、完全に自分を殺して、何もかも捨てて、相手に合わせて生きる。

こういうのは女の子の自我とか自意識にとって物凄く危険だし、まるで時代を50年以上昔のフェミニズム以前に戻したみたいだ、っていうのが主な批判です。

色んな人が色々書いてるんですけど、私が面白いと思ったのが、こちらのレビューと、同じ人が書いたそのレビューの続き

2回目のレビューは、1回目に書いたレビューに対する、『トワイライト』の愛読者からのヒステリックな批判に対する回答で、これがかなり笑えましたww

「あんたなんかベストセラー作家でもない癖に、人の作品に文句を言う権利なんてない。」

っていう批判に対して、それじゃあ言わせて貰うけど、っていうんで、『トワイライト』みたいなベストセラーを書く方法、っていうのを挙げてるんですww

まずは…

1) 同義語辞典を引き倒す。

どういう意味か例を挙げるために、ここで『トワイライト』の文章を引用してるんですけど、これが確かに凄い。

“He lay perfectly still in the grass, his shirt open over his sculpted, incandescent chest, his scintillating arms bare. His glistening, pale lavender lids were shut, though of course he didn’t sleep. A perfect statue, carved in some unknown stone, smooth like marble, glittering like crystal.”

これ日本語に翻訳されてるんですよね?こういう意味のないダラダラした、その癖、単語だけは難しそうなものを並べた文章って、翻訳者にとっては悪夢だったことでしょう;;

単に、エドワードがシャツをはだけて、腕をむき出しにして、草むらに横たわっている、っていうことを書くのに、つややかな胸だとか、生命力に溢れた腕、ラベンダーのような唇、完璧な彫刻のような大理石の肌、輝くクリスタル、って延々と彼の美しさを描写してるわけです。

素人が書いたオンラインのBL(ボーイズラブ)小説でも、ここまではちょっと恥ずかしくて書けない?(汗)

いい年して『トワイライト』に嵌ってる私の知り合いも言ってたので、この小説が全編この調子であることは間違いないです。彼女が言ってたのは、吸血鬼エドワードの顔がいかに完璧に整ってるかっていう描写でしたww

このレビューはこの後も、ベストセラーを書く方法を嫌味たっぷりに挙げてます。

2) リサーチなんてする必要はない。実在する場所や、ネイティブ・アメリカンなどについて書くからと言って、きちんとしたリサーチは無用。ネットでちょこっと調べて適当に書けばOK。
3) キャラに人格を与えてはいけない。読者が感情移入しやすいように、綺麗な器だけを描いておけば、中身は空っぽな方がベター。
4) 女が男に虐待されること。男は彼女を他の男から守るという名目で、彼女の全てをコントロールする。これが「愛」であるとして、女は進んでこの状況に身を委ねるべし。
5) プロットは邪魔。とにかく男が完璧であればよい。それ以外のことを書くなら、男が女を助けるという場面が、ただひたすら繰り返されるようなプロットにすること。
6) これで大儲け!

(^_^;)

アメリカでは、母親が娘にこの話を何の疑問もなく読ませてる、っていうか、「本なんて読んだことの無い子が、この本は面白いって夢中になって読むの。」って言いながら、自分も一緒に読んで嵌ってるみたいです;;

レベルの低い本なのは分かってるけど、それでも本を読む習慣を付けるためには、こういう本も必要だって言ってる人も居るらしいですけど、それはどうでしょう?

ジャンクフードばっか食べてても、永遠に味覚が発達しないように、ゴミみたいな話ばっかり読んでても、次にもっと良い本を読もう、とは思わないかと…。

後は心理学者の方が、こういうロマンスノベルを若いうちに読むと、それが後々まで影響するって書いてらっしゃいました。

つまり、こういうのを夢中になって読む女の子には、

「本当の恋は絶対的なもので、運命の相手とするセックスはいつだって燃えるように激しく、そうでないとしたら、それは相手が運命の人じゃないからだ。」

っていう勘違いが生まれて、生まれるだけじゃなく定着してしまう、っていうんですね。

相手の男にも「完全な愛」を求めて、もちろん他の女の子に気を惹かれるなんて絶対ありえないし、自分だけしか世界に存在しないと思ってくれなくちゃ、これまた運命の相手じゃないからだ、ってなっちゃう。

こういう思い込みをひっくり返してくれるような男が現れて、それで現実が見えるようになればいいんでしょうけど、そういう男に巡り合わないと、ずーーーーっと「理想の愛」を待ち続ける永遠の少女になっちゃうのかも…。

そんなわけで、『トワイライト』っていうのは、女の子にとっては下手に嵌ると危なそう?

もしご覧になるなら、ただのファンタジーとして適当に楽しんじゃう方がよいかもです…^-^;

一応予告編↓


「ゲイ映画」じゃないんですけど、「恋愛映画」ってことで書いてみました。次こそはロバート・パティンソン絡みの「ゲイ映画」について書きますので~。

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コメント
この記事へのコメント
それはそれで楽しそうじゃないですか?
まず、びっくりしたぁ(笑)

うーん、そんなにいい映画だとは思えないんですが、アメリカンの10代の女性から絶大な人気を得ておるので、すでに続編もできあがっており、しかも興行収入も抜群で・・・・。という今作ですが、観る気がないですねぇ。

でも!これがゲイ映画なら・・・・・・
2009/03/15(日) 01:39:36 | URL | 茶栗鼠 #-[ 編集]
茶栗鼠さん、こんばんは!
単に突っ込みどころの多いB級映画としてみれば
おっしゃる通り、それはそれで楽しいかも~。
アメリカだと10代の女性って言うより
中学生になったばかりのお子様に人気みたいです(笑)

>これがゲイ映画なら
ベラっていう高校生の女の子を
ベンジーwwっていう高校生の男の子に替えれば立派なゲイ映画…
っていうかボーイズラブかも!?(汗)
2009/03/15(日) 19:53:25 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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