アメリカの大手ゲイブログAfterEltonで選ばれた「最高のゲイ映画50」を1位から順にレビューしていく企画
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ブロークンハーツ・クラブ
「最高のゲイ映画」第9位は、2000年のアメリカ映画

“Broken Hearts Club”
broken_hearts_club
『ブロークンハーツクラブ』っていう、ゲイ草野球チームのメンバーの恋と友情の物語。

ポスターにわざわざromantic comedyって書いてあるけど、ロムコムにしては、胸がキューーンとするようなハッピー感がなくて、むしろホロ苦い映画に思えました。

メインのストーリーはカメラマンのデニスが中心ですけど、野球チームの仲間全員の人生を切り取って見せてくれる、「青春群像劇」という感じの映画です。

以下、メインになるストーリーのあらすじ(ネタばれ;;)



カメラマンのデニス(ティモシー・オリファント)↓の28歳の誕生日。
broken_hearts_club1

ウェスト・ハリウッドにある彼の家に、友達や知り合いが大勢集まってバースデーパーティーが開かれています。そこでデニスが出会ったのは、まだカムアウト出来ないでいる若いゲイ青年、ケビンでした。

早速デニスの居候の一人である俳優志望のコール(ディーン・ケイン↓左)がケビン(アンドリュー・キーガン↓右)に目をつけ、その場で「いただきます♪」ってなっちゃいます(笑)
broken_hearts_club2

デニスの方は、名前も知らない、ただ見た目だけは気に入っている男とベッドイン。ただ、大好きなカーペンターズの曲をかけようとしたところで彼に止められ、その挙句、

「僕のルックスだけにしか関心がない男とセックスするのは嫌だ。」

って、彼を追い出してしまいます。

乙女心ゲイ心は複雑ね…^-^

その後デニスが一人でキッチンに下りていくと、そこにはケビンが居て、デニスのバースデーケーキを食べていました。

ここからが私が一番好きなシーンです♪ので書いちゃう(笑)

ケビン: 「お腹空いてるんならケーキ食べたら。見た目はグロいけど、結構イケるよ。」
デニス: 「(溜息)今夜はこういうの勘弁して欲しい。君みたいなのは、ほんと勘弁して欲しいよ。」
ケビン: 「俺、何か言った?」
デニス: 「君が今侮辱したケーキは俺が作ったの。自分の誕生日のために2時間もかけて。なのにキャンドルを吹き消すことさえ出来なかった。」(友達が男に捨てられたのを慰めていたから。)
ケビン: 「バースディウィッシュ(バースデーケーキのキャンドルを吹き消す時に願う願い事)だけは叶うし、大事だもんね。」
デニス: 「じゃあこれからお誕生日委員会に、その期限の延長を願うことにするよ。」

そしたら、デニスのその愚痴を聞いたケビンが、とっても可愛いことをしてくれちゃうんですv

キッチンの時計に手を伸ばして、時間をクルッて逆戻し。12時前にしちゃうの。それでキャンドルを残りのケーキに立てて、デニスが吹き消せるように火をつけてくれる。

こんなことされたら惚れちゃうっ

って、思ったけどwwwデニスも思ったのね、きっと♪

キャンドルを吹き消す前に、ケーキを挟んでケビンと向かい合って、一瞬彼を見詰めてから「フーッ!」って…

さて、この場合の願い事は?欲しいものは?って感じww

ケビンを食っちゃった俳優志望のコールは、あっという間に彼に飽きて、お別れ宣言しちゃいます。その後、デニスは落ち込むケビンを慰めつつ、自分のことも色々話して、二人は良いお友達にv

デニスやみんなの助けを借りて、だんだんゲイである自分を受け入れられるようになったケビンは、ある日とうとう両親にカムアウトします。そして「君のおかげだよ。」ってデニスにキスして…

そのまま二人で朝チュンww

でも次の朝、サッサとベッドから出ると、デニスはケビンを無視するんです。
broken_hearts_club3
そしてその後、ちゃんと話し合おうとするケビンに向かって、

「ただ一緒に寝ただけで、話し合うことなんてないよ。」

みたいな態度を取る。コールと違って、デニスのことは信用していたケビンは、当然グッサリ傷ついて走り去っていくのですが…

ここでタイミングよく流れるのが、カーペンターズの名曲、“(They Long to Be) Close to You”

Why do birds suddenly appear
Every time you are near?
Just like me, they long to be
Close to you.

どうして鳥達は急に現れるの?
あなたが近くにいるたびに。
私と同じね。きっと居たくてしょうがないの
あなたの傍に。

・・・・・ああ、切ないっ!

デニスに腹を立てたケビンはまたコールと寝るんですけど、それを聞いたデニスは、「君のせいじゃない。自分が悪いんだ。」って、やっと自分の気持ちをデニスに説明します。

ここも好きなので書いちゃおう♪

デニス: 「恋愛関係になれないって分かってるのに、君と寝たのは悪かった。そういうとこ、ずっと変わろうとしてたのに。」
ケビン: 「つまり僕に魅力を感じてないってこと?」
デニス: 「まさか、君に夢中だよ。君があのキャンドルに火を灯してからずっと…君が僕の誕生日の願い事だったんだから。」(←やっぱり~♪)
ケビン: 「じゃあ何?何が問題なのさ?」

“ずっとゲイである自分を探すのに忙しくて、それ以上に進めないでいたけど、今はそこから先に進みたいんだ。”

「それを分かって欲しい。」って言うデニスに、「自分が傍に居ちゃ駄目なの?」ってケビンは聞くんだけど、「君はこれからゲイである自分を探す段階で、自分とは違う場所にいるんだよ。」みたいにデニスが言うの。

「恋愛って、理想の人が現れさえしたら上手くいくものだって思っていたけど、本当はそうじゃない。」

そう言うデニスの言葉に、大人の私は共感するけど、デニスの膝に顔を埋めて泣くケビンの気持ちも分かる…。

つーか、書いてて泣きそうだよ;;

そして最後、デニスは自分探しをするために、ヨーロッパに旅立って行っちゃうのでした。

他にもデニスのお友達のエピソードがそれぞれ印象的で、ごちゃごちゃ登場人物がいるのに、みんなきちんと描き分けられているのですvv

脚本がちゃんとしてるせいか、割と知ってる俳優さんが出てるのも面白かった。特にデス妻のテリー・ハッチャーと昔『スーパーマン』で共演してたディーン・ケイン。顔は同じなんだけど、全然イメージが違うww
Dean Cain

『Scrubs』(病院が舞台のシットコム)でブレイクしたザック・ブラフ↓が出てたのも、金髪だったせいでしばらく気が付かなかった。
zach braff

レズビアンの姉に精子を提供してくれって言われるパトリック役のベン・ウェーバー。絶対に見たことがある!って後で調べたら、Sex and the Cityにスキッパー役(ミランダに振られるオタク)で出ていたのでした。
ben weber

みんなのお父さん役、ベテランのジョン・マホニーもさすがに上手vv(フレイジャーのパパで有名^^)
john-mahoney

メガネで自意識過剰なハーウィ君にも感情移入しちゃいました。彼が一生懸命に、イケメンから元彼を取り戻しに行くところが特にvv

ちなみに彼はメガネを外したら美人さん↓でした(笑)
Matt McGrath

主役のティモシー・オリファントが却って印象薄かったかな。別に下手な俳優さんっていうわけじゃないんだけど、何かインパクト薄いんですよね。どっかで見たようなお顔だって思うんですけど、思い出せない…。

でも群像劇だから、主役はそのくらいでちょうどいいのかも。

ただ…

一つだけ言わせて貰えば、今時プロのカメラマンが、ヨーロッパで自分探しってどうなの?みたいな(汗)

そのせいで、ラストがちょっと説得力に欠けてて、弱い気がした。

アメリカ人のヨーロッパへの憧れって、未だにあるのかなー。ご飯は日本の方が美味しいよ♪(←なんだそりゃ?)

つべで予告編が見つからなかったので、もし宜しかったら IMDb様でご覧下さいv

この映画が「最高のゲイ映画」第9位…今回は「うんv」って頷いておきます~^▽^

(ついで↓こうやって聞くとa1の曲も悪くないかも?)


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コメント
この記事へのコメント
あけぼのさん
やっぱりレビューうまいぃぃいぃi-237
草野球チームって最初あったから、野球に興味をそそられない私だったんですけど、
あけぼのさんの会話を挟んだレビュー読むと、どんどん見たくなっちゃうあけぼのマジック(笑)!
メガネの彼、美人ですね。目がキラキラi-189
髭がちょっと・・・ですけど。
2009/03/19(木) 20:02:01 | URL | ぬっこ #5spKqTaY[ 編集]
ぬっこさん、こんばんは!
あけぼのマジック!?
そんな素敵なマジックが使えたらいいのに~♪
腐の神様、私にお力をお授け下さい(←ブログ間違えてる;)
でもこの映画はほんとに見て損はないと思いましたvv
髭は…確かに半端ですね;
もうちょい濃いか、綺麗に剃るかしてくれた方が良いかも(笑)
2009/03/19(木) 20:28:26 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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