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Tの世界
バック・エンジェルさんというFTMの有名なポルノスターの方が、FTMの男性5人をフィーチャーして、自分達のセクシュアリティを赤裸々に語りかつ実演してみせてくれる、ドキュメンタリー・ポルノ映画を制作・主演されたそうです。

“Sexing the Transman XXX”
197SEXINGTHETRANSMAN

タイトルに思い切りトリプルXが入ってますし(汗)、アダルトな内容であることは間違いないんですけど、色んなゲイブログ様に載っていたこのドキュメンタリーの紹介文が凄く面白くて、その幾つかについては、読んでるうちになんか感動すら覚えたので、一部訳してみようと思いました。

ぼかしは入れますけど、背後に注意な画像もありますし(つか、このDVDのジャケが既に怪しい;)、内容的にも18禁…

というか、今回は20禁でお願い致します(_)

お子様は読んじゃダメッ!!





FTMのポルノスター、バック・エンジェル↓は、女性器を持つ男のセクシーさを自身のポルノ・ブランドで確立し、性的なスタンダードに対する概念に革命を起こした。
197buck angel now

ちなみに↓はホルモン治療を始める前のバックさんですけど、モデルだったというのがうなずける美しさですよね。
197buck angel before


「FTMの男性がどうやってセックスするか?」

というのは、多くの人にとってはまだまだ想像しにくいコンセプトだ。

彼の新しい映画、"Sexing the Transman XXX"で、バックはトランスマンの性的な側面をセクシーに、そして分かりやすく(educational)みせてくれる。

20歳から35歳までの5人の男達が登場し、各自が男性としての肉体を手に入れるまでのストーリーを語った後、自慰をしてみせるのだ。

彼らの話には教えられることが多いが、特に男性ホルモン治療(Tトリートメント)が、彼らのセックスに対する態度を完全に変えたという点は興味深い。

女性的な体型を捨て去り、より男性的な外見を手に入れたことで、彼らは生まれて初めて自分自身の肉体を抵抗なく受け入れられるようになり、より深い性的欲望を感じられるようになった。そしてその結果、色んなタイプのパートナーとの性行為にオープンになったというのだ。

彼らのうち数人は自分をゲイと認識しているが、その他ストレートやバイであるという者もいて、セクシュアリティの流動性には限界がないことが分かる。

新しい肉体での2度目の思春期ともいうべき段階を経て、彼らは完全に満足できるセックスライフを得るのだ。


ジェームス・ダーリン↓は、以前は男に性的興味を持つ自分に戸惑ったと言う。
197James Darling2
(皆さんとても綺麗かつエロいので、変なぼかしを入れるのが申し訳ないのですけど…しょうがないですね…;)

「自分が男を好きなのか、それとも彼らの持つ男の身体に嫉妬しながらも惹かれている…みたいなことなのか分からなかったんだ。」

でも男性ホルモンで彼の性的妄想は完全に変化した。それまでは考えてもみなかった性的行為にオープンになり、色々な相手と様々な行為を試すようになったのだ。

「アレをしゃぶるのも好きだし、女の子のアソコを顔に乗せてもらうのも好き。男とするのも女とするのも好きだし、ストラップを付けるのも、生のアレも大好きだよ。」(←激萌!)


上半身の手術"Top surgery"では乳房を除去して男の胸板を作るが、この手術については彼らの間で話題にされることが多く、ある種フェチのようである。

この映画の監督であるバックは、男達が彼らの胸の傷を見せびらかすことに、大きな喜びを感じているし、キュートなM.J.↓も、男性となる過程で得た、彼が「戦場傷」と呼ぶ胸の傷に誇りを持っている。
197MJ2

乳首の感度に関しては、何人かは乳首の末端神経(nerve endings)を取り除いてしまっているため、乳首を弄られても何も感じない。でもM.J. は乳首の神経をそのままにしていて、殆ど疼痛を覚えるほどに感じやすい。

女性器に関しては、6人全員がそのまま残しているが、M.J.の彼氏の一人はそれを"bonus hole"(ボーナスホールw)と呼ぶそうだww


そのM.J.君は基本的に男が好きで、どちらかというと攻めタイプらしいですv

「僕はベッドでは支配したい方(dominant in bed)で、これから相手に自分が何をするか、どうやってそれをしたいか、みたいなことを言う方なんだ。それと、相手の身体に集中することで自分が喜びを感じる方。でももし相手が僕に何かしたい場合…言ってくれれば、僕がしたいことなら同意するよ。」(←萌!)


男性ホルモン投与の結果、彼らのクリ○リスは通常より大きくなり、彼らのいう「ち○こ」(dicks)となるが、それを指で弄ったり、女性器にディルドを入れたりしながら、彼らは性的な自信を感じさせるやり方で(clearly have the sexual confidence)、オーガズムに至るのである。


映画の最後には、バック自身がフォールン↓というトランスマンとセックスするが、彼らは舌や指、そしてディルドを使って、お互いをオーガズムに導くまで激しく貪り合う。
197fallen

彼らの間の深い性的な繋がりはとてもリアルで、ほぼパターン化された大量生産のゲイポルノとは比べ物にならない。

こういう映画に出演した彼らの勇気は賞賛に値するし、これほど自分自身のセクシュアリティに自信を持つことは、殆どのシス男("cis" dudes*)にはとても難しいだろう。

*cisgenderというのは、トランスジェンダーと比較して、元々の性別が本人の性自認(ジェンダー・アイデンティティ)と一致している人を指すそうです。だからcis dudesっていうのは、生物学上も男性で、本人の性自認、そして社会的にも男性と認められる人のこと。


彼らは単に金のために性行為をするのではなく、この映画は、トランスマンの欲望や性的興奮への理解を深め、彼らをより親密なやり方でみせることで、より良い認識と寛容な態度を促すのである。


・・・・・・って、果たしてここまで読んで下さった方がいらっしゃるかどうか・・・?(汗)


私自身は、目からウロコでとても面白かったですvv

実際に映画を観なくても、なんかもうレビュー記事だけで満足してしまったんですけど、ネットで見られるようなら見てみたいかも(^^

LGBTのTの世界っていうのは、私にとっては未だに謎なんですよね…。

日本では違うみたいですけど、アメリカではTの方への偏見や無知は、LGBに比べても未だに根強く、中でもブラックやヒスパニックのトランスジェンダーの方に対する差別が一番酷い、という調査結果も出ていました。

最近では、セレブがプロのダンサーと踊ることで人気のダンスショー“Dancing with the Stars”に、チャズ・ボノさん(↓右)の出演が決まった途端、それに反対する保守派が大騒ぎ。
197chaz-bono-lacey-schwimmer

「こんなのがTVに現れたら、男になりたいと勘違いする子が増える可能性がある。」

とか、例によって恐ろしく意味不明なコメントが飛び交っていました。

…いつまで経っても何も学ばない奴らの頭の悪さときたら……;

でも番組のプロデューサーは彼の起用に自信を持っているそうですし、私の周りでも彼の出演に好意的。逆に今シーズンは絶対見なきゃ!って感じの人が多いですvv


それと話はズレますが(汗)、ついでに1987年に撮られたチャズさん(当時はチャスティティさん↓左)とお友達のスナップも。
197chaz-jennifer-aniston-1987

意外なツーショットですよねっ!!

って、右側の子、誰だか分かります?

フレンズでブレイクする前のジェニファー・アニストンでした♪

彼女はチャズさんとはもうずっと会ってないそうで、最初は驚いたけど、“Good for you!”(良かったね!)みたいなコメントを出してましたv


オーストラリアではM(男性)F(女性)に加えて、Xという第三の性を新たにパスポートの表記に加えることにしたそうですけど、これまでのジェンダーの定義に当てはまらない新しい性を、法的にきちんと認める上でのとても素晴らしいステップだと思いましたvv

以前に別ブログでFTMの男性が妊娠・出産したっていう記事を書いたことがあったんですけど、その時に思ったのが、「性転換」という言葉はほんとに誤解を招くということ。

今はちゃんと「性再適合手術」(Sex Reassignment Surgery)って言いますけど、「性転換」っていうと、女性が男性に、男性が女性になることが究極の目標みたいですよね?

もちろん中にはそういう方もいらっしゃるでしょうけど、FTMの男性の中には子宮を含む女性器を残し、妊娠を望む方もいらっしゃるわけで、そうなると、彼らの求める身体が単なる生物学上の♂の身体でないことは明らか。

性的な面でも、ただヘテロの男に変わるのではなく、様々な選択肢を残す、とても興味深いXジェンダーだなって思います♪


最後は18禁でない代わりに、何のことだか良く分からないトレイラー(^^

BUCK ANGEL'S SEXING THE TRANSMAN XXX-PG RATED TRAILER from Buck Angel on Vimeo.




そういえば、最近はBLにもほんとに色んなカプリングがありますけど、FTMの男性が登場するお話もあるんでしょうか?

付き合ってた彼女から急に「男になるの!」って告られた彼氏が、悩みつつも、最後は男としての彼女を愛するようになるまでのストーリー♪

なんてあったら、凄く萌えそうですよねっ
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コメント
この記事へのコメント
性って不思議…
あけぼのさん、こんにちは

バック・エンジェルさん、知ってますよ~
転換前があんな綺麗な女性だったとは知りませんでした。驚きました! 彼は以前GFがいて別れましたけど、男性とポルノもやってるし、バイなのかな?
最後のフォールンさんは普通にかっこいいですね!

そういえば、Lの世界に途中で性転換して男性になるキャラ(役名Max)が出てて、女性と付き合ってたのになぜか(転換後に?)男性と付き合い始めて最後は妊娠したようです。私はまだ見てないんですが、あけぼのさんはご覧になったでしょうか? 結局バイってことになるんだろうけど不思議な感じがします。レズビアンからゲイ?って思って。

そうそう、日本でも去年FtMの方のドキュメンタリーがやってました。4人でグループ作って歌っていらっしゃるんですが、3人はまだ手術してなくて、確かお一人だけ終わってて男性として生活されてました。(下のページの写真の一番右の人)
http://news.livedoor.com/article/detail/5129461/
2011/09/19(月) 04:21:26 | URL | ゆうき #wEbt72a6[ 編集]
ゆうきさん、こんばんは
さすがはゆうきさん!
バック・エンジェルさん、ご存知だったのですねっ。
私はこういうジャンルのポルノがあるって初めて知りました。
フォールンさんはほんとにかっこいいですvv
一見うさぎちゃんなのに、実はトラなM.J.くんにも萌えましたw

おっしゃる通り、ほんっとに性って不思議です。
Lの世界は見てないんですけど
レズビアンからゲイって・・・
ほんとそれだとバイってことになる…んですよね?

バックさんのポルノも一応ゲイビですけど
ゲイ♂、バイ、ヘテロの♂♀、レズビアン♀、Tの♂X♀
なんか色んなジェンダーや性的指向の人に需要がありそうで
でもXジェンダーの人を性的対象に選んだ時点で
そ人の性的指向の定義も変わるのでは?
・・とか考え始めると夜も眠れなくなります ←

日本でのドキュメンタリーの情報もありがとうございました!
皆さん凄くカッコいいです♪(特に右端の方v)
これからどんどん活躍して欲しいですねvv
2011/09/19(月) 20:56:24 | URL | あけぼの #-[ 編集]
生物学的性やセクシュアリティの組み合わせって、本当に多種多様なんだなぁって思いました^^

何だか人生経験が数倍増えそうですね。

あけぼのさんが最後に書かれたようなBL、私も読んでみたいです♪
2011/09/20(火) 20:02:23 | URL | ミオ #785YtZ7g[ 編集]
@まだこれほどのものはないけど
”女体化”(にょたいか)ってのはありますね。
これは、本来男性キャラだけど
”どうみても、女の子にしても
胸きゅんするキャラだろ!”っていうキャラを
女の子に変換してしまうことだったりします。

ここ数年来の傾向ですかね。
これはコミケへ行くと、女性向けでも男性向けでも
今は購入することができます。

男性であったときも、女性であったときも、
好きである姿は変わらないというのが、
基本。

男性のときよりも、女性がゆえに
できることが増えたってのが応用。

ちなみにおいらも"例のあの人たち”で
絶賛書き中ですw

商業誌では、
「女装男子」の横に「男の娘」というように、
”女性らしい服装をする男の子”
(しかしながら、異性愛者だったり、同性愛者だったり?)
というジャンルもあります。

実際町(おもに秋葉原)も闊歩してたり。

女性が男性になるってのは、実は実録で
「性別がない!」という新井さんという方の
漫画があります。

自分がどうして、男になりたかったのか、
どうやって男性になっていったか、
付き合っていた彼との別れ、今、
明るく笑い飛ばしながら描いています。

それにしてもTを
迷惑そうに
「ほかの子がまねしたらダメだろう」はないなと
思いましたよ。
洋服を着替えるようにと軽くは思えませんが、
生きやすい生き方を当人が選んで、
当人がやっていくのを、その事情全部わかるとは思えませんが、
それにしてもわかろうとはできないのかと
思いますね。

所詮そういう方々は、”自分で狭くした”自分の世界だけが
すべてなのではないかと思います。
2011/09/21(水) 15:54:19 | URL | すずら #l6TKZH6o[ 編集]
ミオさん、こんばんは
本当に色んな人がいていいんだなあって思いましたvv
決められたパターンに嵌って生きるだけより
ずっと素敵な人生が送れそうですよね♪

>あけぼのさんが最後に書かれたようなBL、私も読んでみたいです♪
ですよねっ!
両性具有な受けが登場するBLは結構ありますし
探したらきっとありそうです~。
2011/09/22(木) 19:52:42 | URL | あけぼの #-[ 編集]
すずらさん、こんばんは
なるほど”女体化”(にょたいか)もありますよね!
"例のあの人たち”なら胸きゅんするのも頷けます~。

>「女装男子」の横に「男の娘」というように、
そう言えば、「男の娘」っていう言い方は
ここ数年くらいで見掛けるようになった気がします。

>実際町(おもに秋葉原)も闊歩してたり。
おおおっ!!
「女装男子」も「男の娘」さんも大好物なので
ぜひぜひお会いしたいものです~。
贅沢を言えば、無難に少女っぽくなってしまう子より
スーツを脱いでスカートになりました(照
みたいなリーマンさんが萌えですゎ♪

「性別がない!」って面白そうな漫画です!
彼氏さんと別れてしまったのが残念ですけど
そういうことも明るく描けるって凄いですよね。

おっしゃる通り、世界を自分で狭くしてる人が多すぎます。
自分にとっての世界を狭くするだけならともかく
他人にそれを強制し、自分の価値観から外れた人を認めない
そういう人が直接・間接にどれだけの人を傷つけてきたか…。
こういう人間の言うことをマトモに取り上げるのは
もういい加減に止めて欲しいと思います。
2011/09/22(木) 19:53:41 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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