アメリカの大手ゲイブログAfterEltonで選ばれた「最高のゲイ映画50」を1位から順にレビューしていく企画
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同級生
「最高のゲイ映画」7位は1998年公開のイギリス映画

“Get Real”(←「現実を見ろ」みたいな感じで使う言葉です。)
get real

16歳のゲイ少年の、これまた典型的なcoming of age/coming outストーリー♪

日本でも劇場公開されてるみたいですけど、一応あらすじから。(ネタバレ注意!)

主人公のスティーブンは高校生の男の子。両親や友達にはカムアウトしてないけれど、お隣に住む親友のリンダにだけは、自分がゲイだって打ち明けてます。
get real2
スティーブン役のベン・シルバーストーン↑(左)とリンダ役のシャーロット・ブリテイン↑(右)

イギリスの高校生って良いよね。やっぱ制服は可愛いww 

なんて見てたら、いきなり制服のままのスティーブンが、公園のトイレに男を引っ掛けに行ってびっくりした;;

そしてある日、スティーブンがその出会い系トイレ(?)の個室に座ってると、隣の個室に居る誰かが、壁の穴を通してメッセージを入れてきました。

その男とトイレの外で会うことにしたスティーブン。外で待っていると、何と現れたのは、同じ高校の同級生(こいつも制服;;)、しかもスポーツ万能でイケメンの人気者、ジョンでした。
get real3
(ジョン役のブラッド・ゴートン↑(左)とスティーブン)

トイレの外のベンチに座って、ぎこちなーーーーい会話を交わす二人。

ジョン: 「どうかしてたんだ、俺。君だってそうだろ?何でこんなことしたのか自分でも分かんないんだよな?」
スティーブン: 「・・・・・・。」
ジョン: 「君…君は変態なのか?」(dodgyの意味?変態?)
スティーブン: 「うん…そう、ドジーなんだ。」
ジョン: 「F**k me…じゃなくて、だからそういう意味じゃなくて…f**k me。ああ、ごめん。」

(“犯ってくれ”っていう意味もあるけど、単に“何てこった”みたいな意味でもあるF me。)

ジョンに“I’m sorry.”って言われて、スティーブンが言います。

“Don’t be. I’m not.”

ジョンはFワードを使ったことを謝ってるんだけど、スティーブン君は自分がゲイだってことに対してsorry “お気の毒に”って言ってるんだとしたら、そんなの必要ないって切り返してるわけです。

結局、スティーブンの家まで一緒に付いて来たジョンですけど、スティーブンにキスしようとした途端、ハッと我に返って「僕はゲイじゃない!」って言って帰ってしまいます。

その次の日、スティーブンと学校で擦れ違っても無視するジョン。

だけどある日、パーティでスティーブンと出会ったジョンは、その後、一人でスティーブンの家まで訪ねてくるんです。そしてこの夜、偶然にもwwスティーブンの両親は留守。

「(ゲイであるかもしれない自分に)すっごく混乱してるし、怖くてどうしていいか分からないんだ。」

って言うジョンを、スティーブンが優しく慰めます♪で、そのまま見事な朝チュン(←鳥が鳴いていた^^)

そしてジョンは、「誰かにバレたら、いや、勘付かれそうになっただけでも終わりだから。」って言いつつ、スティーブンと付き合うことにします。

でも学校だとジョンに話し掛けることも許されないし、学校が終わってからもなかなかジョンと会えなくて、やっと会えても親が家に居たりする。

しょうがないから林の中でジョンと会ってたら、パトロール中の警官に見つかって追い駆けられ、逃げ遅れて捕まったスティーブンは、

「あんな場所をウロウロしてて、変態に捕まったらどうするんだ!」

って、両親の前でお説教される羽目に。

その後また父親に叱られたスティーブンは、その夜、自分の本当の思いを綴ったエッセイを書き始めます。

皮肉なことに、以前にコンテスト用に自分を偽って書いたエッセイが、そのコンテストで入賞していたのでした。スティーブンが気に入らなくて捨てた記事を、父親が彼に黙って送っていたのです。

“僕はこの学校の生徒で16歳。そして僕はゲイなんだ。”

っていう文章で始まる新しい記事を、スティーブンはこっそり学校の新聞部のPCに書き込みます。

「自分の本当の人生を生きたい。」、そんな思いを綴った“Get Real”っていうタイトルのそのエッセイは、新聞部の皆には絶賛されますが、記事にすることを学校側に差し止められます。

そんな学校への抗議のために、新聞部はスクール誌の一部を白紙で印刷して配りますが、それで生徒達の間に「ゲイ記事」の噂が広まってしまいました。

「記事のおかげで自分達のこともばれるかもしれない。」って心配するジョン。そしてある日、友達にスティーブンとキスしそうなところを見つかったジョンは、「この変態!」って叫んで、スティーブンを床に押し倒すと、蹴りつけちゃうんです。

(><;)

その日はスティーブンの記事の受賞式が行われる日でもありました。

好きな人に文字通り、踏んだり蹴ったりの目に遭わされて、自分が思ってもいないことを書いた記事が入賞したからって褒められる…。

壇上で受賞者であるスティーブンの名前が呼ばれても、彼はなかなか現れません。

ようやく会場に姿を見せたスティーブンは、ステージに上がるとジョンや両親、友達の前で自分が「ゲイ記事」を書いたって告白します。

「もう一人は嫌なんだ。本当の僕を分かってくれる友達が欲しい。本当の僕を受け入れてくれる両親が欲しい。こそこそ隠れて、怯えているのにもうんざりなんだ。皆、ゲイの何がそんなに怖いのさ?」

(つっかえながら話すスティーブンに感激↓)

勇気を出して自分の言葉で本当の気持ちを伝えたスティーブンに、会場の皆は温かい拍手を送ります。リンダや友達、お母さんも、「あなたを誇りに思う。」って言ってくれました。

その直後、運動場に一人で居たジョンと話すスティーブンですが、「君以外の誰かをこんなに愛したことはない。」ってジョンに言われて、言い返します。

「僕がさっきしたこと(学校中の前でカムアウト)、分かってるよね?」

気弱に「うん、分かってる…。」って答えるジョンに、スティーブンは一言、

Be Happy.

そう言い残して去って行きます。

ちょっとデッサンが狂うとMr.ビーンっぽいスティーブンだけど、このシーンでは、とってもカッコ良く見えますv

それは彼が自分ってものをしっかり持ってるから。Wishy-washyなジョンより、ずっと男前でカッコ良い♪
(ウィッシー・ワッシィーってなんていうのかな…。優柔不断でグズグズ決断できないタイプの人?)

映画のラスト、リンダの運転する車に乗って走り去るスティーブンが、ラジオから流れる曲のボリュームを上げます。

曲はアレサ・フランクリンの“Think”

Oh freedom, freedom, freedom, yeah freedom~♪

もう自分を隠さなくていいんだね。自由になれたんだね、スティーブンv

って、感じのエンディングでしょうか?

(=^▽^=)

まさに青春映画って感じで、今回も納得の7位でした!

(しかしイギリスの児童福祉法ってどうなってんの?制服の子供をトイレで拾うとか、さすがにアメリカだとありえん…てか、制服ってものがないか…^-^;)

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コメント
この記事へのコメント
制服いいですね~
コレ日本でも公開されてるんですね~探してみます♪
「出会い系トレイ(?)」とか「デッサン狂うとMRビーン」とか
あけぼのさん表現がオモシロすぎ(笑)。
でもやっぱり、自分らしくあろうとする人はカッコイイですね。
2009/02/16(月) 20:13:41 | URL | sunshine #khTh2OB6[ 編集]
sunshineさん、こんばんは
この映画は、日本でもDVDが手に入る…はず?(汗)
>自分らしくあろうとする人はカッコイイ
そうなんです!そういうことが言いたかったんです~!
いつも言いたいことが上手く書けないんですけど、
素敵に代弁して頂きましたっvv

そして、おかしな文章まで褒めて頂いて感謝です(_;)
2009/02/16(月) 21:14:04 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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2009/02/20(金) 22:00:30 | | #[ 編集]
秘密のコメ様、こんにちは
>「(キャラに)華がなく映像も凡庸 設定をゲイにしただけのB級青春物
 更にB級の面白さもないのが致命的 退屈」
確かにそういう「ゲイ映画」も一杯あります。
でもこれは、とっても良い映画でしたけど…。
こういう批評を書かれた方は、何を求めてご覧になったんでしょうねー。
「設定をゲイにしただけ」って…この映画、
主人公のカムアウトと、そう出来ない彼氏との関わりが話の中心なので
主人公がゲイ少年じゃなかったら、そもそも話が成り立たないんですけど???
「(キャラに)華がなく」っていうのも、普通の少年達を主人公にしてるからで
キモい「美少年」じゃないところが逆に好きだなあ。
「萌え」は無いですけどね、そもそもそういうことが描きたい映画じゃないから。
でも主人公の少年への共感、そして感動が一杯詰まってますvv(←臭い;;)

すみません、アメリカにもいわゆるプレップスクールって呼ばれる
金持ちの子弟が通う学校には、制服があるところもあります。
この辺にないので忘れてました(汗)
2009/02/21(土) 11:42:09 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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2009/02/22(日) 01:03:50 | | #[ 編集]
プチお返事
>高校生のそう言うお話は今更もう
そういう風に思ってらっしゃるゲイ男性の方も多いみたいで
「ゲイ映画のこれから」みたいな記事がゲイブログ様に載っていました☆
そのうちそれについて書いてみますね(←こればっか;;)
2009/02/24(火) 20:21:15 | URL | あけぼの #-[ 編集]
こんにちはー。
この映画は日本公開されてるってことで、最寄のTSUTAYAに
置いてありそうな(置いてなさそうそうな予感も)予感もあり・・・。

しかし、
> 出会い系トイレ
ですか?(笑)
この表現はツボにはまりましたヨー(笑)

2009/09/25(金) 20:55:30 | URL | jumpi #w7E8CPEA[ 編集]
jumpiさん、こんばんは
この映画はTSUTAYAにあるとお聞きしましたv
とっても前向きで爽やかな映画なので好きです~。

おかしな日本語に笑って頂いてありがとうございます^^
まさか出会い系トイレwwwに制服で出かけるとは…
イギリスはやっぱり分からないと思いました^^;
2009/09/27(日) 19:57:31 | URL | あけぼの #-[ 編集]
こんにちはー。
TSUTATAにはやっぱ置いてなかったけど、最近ケーブルで放送してて見ることが出来ましたー。
青春エロチックな雰囲気もあるのかと想像してたけど、この映画は真面目な映画でしたねー。BEST映画に入るのは、10代の気持がちゃんと描かれているからでしょうか。(^-^)
主人公は年齢の割に達観してて大人で、対するジョンは自分のことがよく分かってないのか、主人公をずい分振り回してましたネ。狭い学校・地域の中で慌てふためいちゃうジョンの心もわからなくないですが。

>Be Happy.そう言い残して去って行きます
ラストは清々しかったですネ。
主人公の周辺の女友達は、みんな良質な女性として存在してたのも良かったなー。
> 出会い系トイレ(笑)
ってのがどんなもんか気にかかってて、ここかなり興味の対象となってました。w
トイレの周辺は綺麗な緑でしたねー。日本(都内)の汚い公園など想像しちゃってたもんで。
さすがイギリスですか?トイレ内はわからないけど景色はキレイ…。
2009/10/13(火) 18:20:31 | URL | jumpi #w7E8CPEA[ 編集]
jumpiさん、こんばんは
>青春エロチックな雰囲気
ほんと見事に朝チュンですっ飛ばされました(笑)
でもおっしゃる通り、主人公の気持ちが伝わってくるのがよかったですv
ジョンはね~。
下手に人気者だと余計にバレたくないってことなんでしょうか…。
お金持ちのお坊ちゃまっぽかったですしw

>主人公の周辺の女友達は、みんな良質な女性として存在してた
私もそこ良かったです!!>▽<
リンダちゃんもオヤジ相手に泣き寝入りしなくてカッコ良かったし、新聞部の子もお母さんも素敵でした♪
>トイレの周辺は綺麗な緑
確かにっ!意外とロマンチックかも?!爆
2009/10/15(木) 19:17:03 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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