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ソーシャル・ネットワーク
Facebookの創設者でCEO、マーク・ザッカーバーグへの訴訟事件を題材にした、2010年10月公開のアメリカ映画、

ソーシャル・ネットワーク “The Social Network”
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ネットで読んで大体のいきさつを知ってる話をわざわざ映画で観るのもねー、とか思っていたんですけど、うるさいヘリが頭上を飛んでいったのをきっかけに(←後で説明します;)観たら、これがメッチャ面白かったです~。

先月にはゴールデングローブ賞のドラマ部門の作品賞を受賞して、アカデミー賞にも8部門でノミネートされているっていうのも分かるっ!

日本ではまだ公開中なんですよね?

以下は完全なネタバレになりますので、これから映画をご覧になる方はお読みにならないで下さい(_)



この映画の面白さを説明するのってかなり難しいんですけど、とりあえず、

脚本が素晴らしい!!!

の一言に尽きるかな?

示談になった実際の訴訟と、その訴訟に至るまでのフェイスブック創設当時からのエピソードを前後に挟んで話が進むんですけど、全く説明臭くなく、途中でダレることなく、最後まで飽きさせずに一気に魅せてくれますvv

ビジュアルとか特殊効果に頼らず、脚本の力、プラスそれを完璧に活かす俳優さんの演技で引っ張っていってくれる映画ってやっぱり面白い!

しかも感動のストーリーとかじゃなくて、むしろキャラ全員、最低最悪な奴ばかり。誰一人、観客が感情移入できるようなイケキャラじゃないのに、そういうキャラを通して、フェイスブックという媒体を使った新しいソーシャル・ネットワーキングの特質まで浮き彫りにしてくれるから、もう最後まで目が離せないのですvv

そのフェイスブックの生みの親、マーク・ザッカーバーグ(↓左)を演じるのはジェシー・アイゼンバーグ(↓右)
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アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたのが頷ける完璧な演技でしたけれど、物凄い早口で、しかもモゴモゴ喋る役なので聞き取るのが大変。一緒に観ていたネイティブの友達に「今、何て言ったの?」って聞くたびに、「わかんなかった。ちょっと戻して」って言われたくらいでしたw

最初はハーバード在学中のザッカーバーグが、当時付き合ってた女の子に振られるシーンから始まります。
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その頃、彼が執着していたのが「ファイナルズ・クラブ」に入会すること。

「ファイナルズ・クラブ」とは、フラタニティやソロリティのような全国的(クラブによっては世界的)な学生クラブと違って、ハーバードの学生のみに入会が認められている、かなり特権的なクラブ。

ちなみにフラタニティやソロリティでも、有名かつ伝統のあるクラブになると、「お母さんやお姉さん達が入会していたから絶対自分も入らないと!」なんて子もいます。入会するフラタニティやソロリティによって住む寮も違うため、本気で入りたい人は必死に頑張ってコネやツテ(つまりソーシャル・ネットワーク)を使って、面接や苛めに近いテスト(特に男の場合)にもトライ。

容姿や家柄も問題にされることがあるので、そうなるとフラタニティやソロリティによってデートする相手まで決まってくるせいか、私がいた大学では、入りたかったソロリティに拒否られたって言って、中庭のど真ん中でこの世の終わりみたいに大泣きしてた子がいました。

学生のうちから人脈を作って、「勝ち組」になりたい人にとっては、こういうクラブに入れるかどうかは物凄く大事なことで(少なくともそう思い込んでいる)、入学すること自体が特権階級へのステップであるハーバードやイエール、プリンストンのようなアイビーリーグ・カレッジでは、こういうクラブへの入会は熾烈な競争を経て行われるようです。

「ファイナルズ・クラブ」はその中でも、特に優秀と認められた男子学生だけが入会を認められる、超排他的(exclusive)な8つのクラブの総称で、多分、イエール大学の「スカル&ボーンズ」と似たようなもの?(S&Bは元B大統領をはじめとする政治家や著名人が多く所属するので有名)

会うたびにそんな「ファイナルズ・クラブ」の話ばかりする彼に、ナイスで可愛い彼女、エリカちゃんもゲンナリしています。

とにかくこの男は自分に興味があることしか話さないし、そもそも相手とちゃんと向き合おうという気がない。自分の価値観でしかものを見られないから、目の前にいる自分の彼女の気持ちにも無関心…。

「君なんて(ハーバードの僕と違って)ボストン大学なんだから、別に勉強する必要なんてないじゃん?」

最後はそこまで言って、彼女に最低男っぷりを余すところなく露呈した後、「もうあなたとは別れる」って振られちゃいます(笑)

彼女にとって不運だったのは、この最低男がコンピューターに関しては天才だったこと。

その晩、やけ酒を呑んだザッカーバーグはまず自分のブログに彼女の悪口を書き連ね、同時に大学のネットにハッキングして数時間で女子学生の画像を大量ダウンロードします。そして更にそれらの画像を即席で作ったサイトにアップ、

「どっちの娘がイケてる?」

って、見た人に選ばせるフェイスマッシュという家畜の品評会(!)のようなサイトを作ったのでした。

この陰険なサイトは、でも夜が明ける前にはハーバード大学のシステムをダウンさせるほどのヒット数になり、彼がブログに書いた元カノの酷い悪口もあっという間に広がって、女子学生の間でのザッカーバーグの評判はどん底に。

でもこれで自分のハーバードでの学生生活は終わった…と思ったそんな時、

「泥酔状態でこんなことが出来るなんて凄くね?」

と、彼のプログラマーとしての能力に目をつけたおバカさん達が登場します。

それが後にザッカーバーグを訴えることになるイケメン双子、キャメロン・ウィンクルボス、タイラー・ウィンクルボスと彼のお友達、ディヴィヤ・ナレンドラ。
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こんな双子の俳優さんがいたんだ~と思ったら、アーミー・ハマーっていう俳優さんの二役でしたw

ちなみに、実際の双子↓もかなりのイケメンですww
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彼らはザッカーバーグが入会したがっていたファイナルズ・クラブのメンバーで、容姿、成績、身体能力、家柄の全てが「いかにも」なエリート学生そのもの。

そんな双子が欲しがったのは、ハーバード大学のドメイン付のメアドを持った人間しかアクセスできないという、排他的なソーシャルネットワーク・サイトを完成させてくれるプログラマーでした。

つまり入会審査に厳しく、そのためにこそ付加価値がついて皆が入りたがる、まるで「ファイナルズ・クラブ」のようなクラブ・システムをオンラインで作り上げる。その発想をまずザッカーバーグに教えたのが、彼らだったわけです。

そんな彼らが目指したサイトの最終目的は、ハーバードの学生という自分達の肩書きに釣られてやってくるはずの女達…。

偉そうな顔で言ってる割りに、動機が超くだらな…w

そんな3バカトリオに、「その話、乗った。」って返事をすると、ザッカーバーグはサッサと友達に資金提供してもらって、自分でそのサイトを立ち上げます。

システムをダウンさせるほどのヒット数を記録したフェイスマッシュでザッカーバーグが気づいたことは、ただの女の子の品評会じゃあそこまで盛り上がらなかったということ。つまり2chや4chのように匿名の誰かやセレブを叩いたり、アニメで萌えたりするのではなく、自分の知り合いの女の子達だったからこそ、短時間であのトラフィックを可能にした。

そこにヒントがあると考えたザッカーバーグが立ち上げたのは、双子と違って単に女を釣るためのサイトではなく、ハーバードの学生が自分のプロフィール&画像を載せてページを作り、そこに自分で「友達」を登録、または「友達」にしたくない奴は登録を拒否れる、フェイスブックというSNSでした。

リレーションシップ・ステイタス(付き合ってる人がいるかどうか)の選択機能に加えて、登録された「友達」の数が一目で分かるという、人気のある学生の自尊心を刺激するシステムには中毒性があり、影響力のある学生クラブにメールを送信したせいもあって、サイトが公開されると同時にメンバーは急増します。

ここら辺、19歳の子供が考え付いたとは思えないほど人の心理を上手くついたファンクショナリティで(ちなみにザッカーバーグの母親は精神分析医)、ヘビーユーザーを生み出すSNSの中毒性はもうかなり前から問題になっているんですけど、元々がこういうものだと思うとかなり頷けるものがあります。

自分達のアイディアを盗まれたと知った双子は怒りますが、「ハーバードの紳士はこんなことで同じ学生を訴えない。」とか何とか言って、しばらくは手をこまねいています。

ザッカーバーグは双子達に所有権があったコードは一切使っていなくて、単に彼らの言葉からヒントを得たという感じなので、実際訴えたとしてもどうなのか…って感じですけど、それでもフェイスブックが世界規模でメンバーを集め出した時点で、彼らもとうとう法的手段に訴えることを決めます。

一方、最初にフェイスブックに千ドル投資して、早速CFO(最高財務責任者)に任命されたのがザッカーバーグの親友で、あまり何も考えていないお人よしのエドゥアルド・サベリン君(↓右)
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バカな子ほど可愛いという言葉通り、泣き顔が超ツボなへたれキャラ♪

この映画では唯一、エドゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールド(↑左)が愛すべきキャラで、彼はスパイダーマンの主役にも抜擢されていて、撮影中のお尻画像がネットで大評判になってますw
166andrew-garfields-ass
でも本人はどう見ても筋肉質って感じじゃないし、これはきっと本人じゃなくて、スタントマンのお兄さんのお尻よね?…って、そんなお尻疑惑(?)はどうでも良かったんでした(汗)

とりあえずエドゥアルド君は最初の投資を元に、会社の30%の権利を貰うことになります。

でも彼はメンバーを増やし続けるサイトに広告を載せて、一日も早く現金収入を得るべきだと主張し始め、

「そんなことしたら、イケてるからこそ伸び続けてるサイトが直ぐダメになる。」

って言うザッカーバーグと意見が対立し始めます。

ここが凡人と天才の決定的な違いというか、ザッカーバーグは嫌な奴には違いないけど、ヴィジョナリー、独自のヴィジョンを持つ人間なんだよねー。

「フェイスブックが何なのかまだ分からない。」

と言いながら、その広がり続ける可能性は見えていて、それを伸ばし続けるために何が必要かを常に模索し続けている。そんなザッカーバーグと違って、学生ビジネスとしてはここまで大きくなれば充分だから、今のうちに出来るだけ金儲けしようっていうエドゥアルド君は、放っておいてもいずれ決別する運命だったということね…。
166the-social-network3

そうして二人の気持ちが擦れ違う中、そこにタイミング良く登場したのが、ナップスターの創設者、ショーン・パーカーでした。
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ご本人(↑左)とショーン・パーカー役のジャスティン・ティんバレーク(↑右)

Napsterは、自分の持ってる音源を何でも(著作権のある楽曲も含め)アップロードしたり、ダウンロードしたりしてシェア出来るという、当時(ミレニアム前後)としては凄く画期的なサイトでしたが、あっという間にCDの売り上げに影響が出て、音楽業界から訴訟されて敗訴しています。

この男のキャラがまた面白くて、映画の中では、音楽業界という既存のビジネスにたてつき、最終的に業界そのもののあり方を変えてしまった革命家…というより、反抗的な永遠の悪ガキっていう風に描かれてましたw

「訴訟には負けたけど、音楽業界には勝った」っていう彼の言い分はでも全くその通りで、ナップスターがあったからiTunes等の音楽配信システムが生まれ、YouTube等の動画のファイルシェアもあっという間に定着したんだと思う。

ただ、そんなアイディアを生んだ張本人は、金がらみの訴訟に負けたおかげでずっとブローク(一文無し)でした。

そんなある日、彼は偶然スタンフォード大学の学生のフェイスブック・ページを見つけてさすがに一目でその可能性を見抜き、早速ザッカーバーグにコンタクトを取ります。そしてうんざりするエドゥアルド君の前で、このサイトは今に数億どころか、何千億のビジネスになると言って彼らの度肝を抜くと、

「広告なんてせこいこと言ってちゃダメ。」

ってザッカーバーグと同じことを言い、すっかり彼と意気投合してしまいます。

ちなみにザッカーバーグは19歳でフェイスブックを立ち上げたわけですけど、ショーン・パーカーがナップスターを始めたのも高校卒業直後の19歳で、彼の最終学歴はだから高卒。

ザッカーバーグも最終的にハーバードを中退してますし、最近健康が優れないリンゴ社のカリスマCEO様も一学期通っただけで経済的な理由で大学中退…というより、「こんな時間の無駄やってらんねー」って感じでサッサと辞めていて、テク関係の起業家って結構こういう人が多いんですよね…。

ショーン・パーカーはまずザッカーバーグに、「本格的に起業するならカリフォルニアに来るべきだ。」って勧め、彼に心酔するザッカーバーグはエドゥアルド君に金を出させると、直ぐパロアルト(スタンフォード大学の隣町)にやって来ます。

そして東海岸に残ったエドゥアルド君がモタモタとNYの広告代理店にコンタクトを取ってる間に、ショーンが5千万近いお金をポンッと投資してくれるVC(ベンチャーキャピタリスト)を見つけ、CFOであるはずのエドゥアルド君の全く知らないところで、会社は急成長、大きな転機を迎えます。

そんなことも知らずに途中、エドゥアルド君がパロアルトにザッカーバーグが借りてる家を訪ねてくるんですけど、このシーンが何とも憐れ…。

サンフランシスコ空港に迎えに来てくれるはずのザッカーバーグに連絡が取れなくて、雨の中をタクシーでやって来たエドゥアルド君はずぶ濡れで玄関に到着。久し振りに会う親友に文句の一つも言うつもりでいたら、ドアを開けたのはザッカーバーグの新しい男家に居候中のショーン・パーカー。

それでも一生懸命ザッカーバーグに向かって、

「空港に迎えに来るって言ったのにー!ずっと待ってたのにっ!!きゅうぅーーん、くうぅーーん!

って半泣きで訴える駄犬エドゥアルド君の可愛いこと♪

ここは抱き締めてやれよっ!

という私の心の声を無視して、でもザッカーバーグはそんなエドゥアルド君を見事にスルーします;

いじけたエドゥアルド君は、自分の投資資金で開設した会社の銀行口座を凍結するというちっぽけな復讐に出ますが、ザッカーバーグに怒られると慌てて「ごめん、どうかしてたよ。」って謝って、それで許して貰えると思えば、またカリフォルニアに舞い戻ってきます。

しかしそこでエドゥアルド君を待っていたのは、「役立たず」の彼を完全に会社から締め出すための、ザッカーバーグとショーン・パーカーの仕掛けた罠だったのでした…。

これがまた、そのくらい気づけよ、エドゥアルド…っていう超基本的な、落とし穴にもなってないような罠なんですけどね…。

「会社とマークを信用してたから、自分の弁護士にも見せずにサインしたんだ。」

って言うけどさ、一応はハーバード大学でビジネス専攻してるわけでしょ?たとえ弁護士に見せなくても、自分がサインする書類くらい、少なくとも自分で読んだら気が付くと思うんだが…。

会社側の弁護士に、「さすがはビジネス専攻の学生さんは呑みこみが早いですね。」とかおだてられると、直ぐいい気になるし、ほんと救いようがないエドたん…まあ20歳そこそこじゃしょうがないのかもしれませんけど…。

そんなわけで、本人は新しい会社の30%の権利譲渡書類にサインしたつもりでいたけど、そこには肝心の株主割当条項が抜けていたため、新株発行と同時に持ち株がどんどん希薄化(diluted)されて、気が付けば持ち株比率が1%にも満たない(0.03%)、ただの一般株主にされてしまっていたのでした。

そんなわけで、双子に加え、怒ったエドゥアルド君も元親友のザッカーバーグを訴えます。

エドゥアルド君の場合、怒ってるっていうより、拗ねてるって感じですけどねw

それらの訴訟に対して、ザッカーバーグは最終的に、

「法廷で争っても企業イメージのマイナスになるだけで、いいことなんてないから示談にすべき。」

という弁護士の忠告を受け入れることになるのですが、ラストシーンではその弁護士事務所で一人になった彼が、ふと思いついたように元カノ、エリカちゃんのフェイスブックを探し出します。

この時点では、ショーン・パーカーもドラッグが元で会社を追い出されていて、ザッカーバーグは一人ぼっち。普通なら、気弱になった彼が元カノに連絡を取ろうとするセンチメンタルなシーンになるはずなんですけど、私にはそうは見えなかった…。

彼女のフェイスブックに友達申請してから、何度も何度も、一定の間隔で機械的にリフレッシュボタンを押し続ける彼にキャプションをつけるとすれば、

「エリカ、俺がここにいることに、君だけでも気づいてくれ…」

じゃなくて、

「お前のページのほんとのオーナーは俺って分かってるだろ?もう無視できないはずだよな?」

みたいな黒い台詞…;

弁護士の女性が別れ際に、

「あなたは本当はクソ野郎じゃないわ。そうなろうと頑張りすぎただけよ。」

なんて甘いことを言ってましたけど、この男、もうそういうレベルじゃなくね?

自分の作ったソーシャル・ネットワークを使って、過去と現在の自分のソーシャル・ステータス(社会的地位)の優劣を、元カノの反応をベースに確認しようとしている。それでいて、そういうネットワークやそれを利用する人間に対して、一番醒めた目線の人間…。

この若さで、怖いくらいのひね曲がり具合だと…汗

まあでもだからこそ面白いというか、こんな風にキャラの内面を想像させてくれるのが、この映画の凄いとこだと思いましたvv

こちらは例によってトレイラー。



で、ここからは映画の勝手な後日談…にもなってませんが…;

木曜の夜、小さな我が家の屋根が吹っ飛ぶかと思うような爆音を立てて、数機の真っ黒なヘリが飛んでいったんですが、これがどう見ても以前にも見かけたことのある、プレジデンシャル・ヘリ。つまり近くにある軍用基地に着地するエアフォースワンから、大統領を目的地まで送迎するためのヘリだったのです。

でも選挙資金集めのための正規の晩餐会等に大統領がシリコンバレーを訪問する場合はかなりニュースで報道されるんですけど、その日のイベントについては何も聞いてなかったので、次の日にネットで情報を拾ってみました。

そしたら、フェイスブック、リンゴ社、グぅ○ル、ツイッター、といった、シリコンバレーのCEO達、プラスS大の学長が、大統領と大物VCの邸宅で会見していたというこちらの記事を発見。

一体この面子で何を話したのか…。

中間選挙の結果が散々だったオ○マ陣営は、既に2012年11月の選挙に向けて精力的な活動を開始していると言われていて、そうなるとこういった会見もつい深読みしてしまいます。

2008年の選挙ではフェイスブックが大活躍。ほぼ無名だったオ○マ上院議員を学生をはじめとするボランティアの草の根運動で助け、彼を当選させるのに大きく貢献したと言われていますけど、最近は中東でも、フェイスブックが民主化運動を助けたとして評価されてますよね。
166SaudiEmbassyProtest
自分の息子にフェイスブックって名前をつける夫婦まで登場したとかw

そうなると大統領が期待してるのは、単なる選挙資金の寄付じゃなくて、キャンペーンを成功させるためのプラットフォームじゃないかと思えます。特にフェイスブックとかツイッターは確実に利用できる。

それを証明するかのような、その夜のディナーの写真。
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右手奥の大統領の左横には大物リンゴ社長、そして右横はフェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグ。
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ディナーの前にも他の大物達を差し置いて、大統領と仲良く歓談。

映画の中では、ザッカーバーグは「お金に興味がない男」って何度も言われてましたけど、例え個人的に消費するお金には興味がなくても、自分のソーシャル・ステータスを図る手段、という意味でのお金には執着していて、最後まで自分へのvalidationを求めていたように見えました。

validationって訳しにくいけど、元々はある物の正当性の証明というような意味で、それが転じて、誰かに自分の価値を認められること、という風に使います。

人は誰でも自分が何者かでありたい、人に認められるだけの価値のある人間でありたいと願っているもの。

不安定なティーンの子供なら特にそうですよね?

そういう時期に人に相手にされなかった人間が作ったのが、ネット上でポピュラリティー(人気、つまり「友達」の数)を競うソーシャル・ネットワークであり、皮肉なことに、その思いがけないほどの成功によって、彼は究極のvalidationを手に入れた。つまり、アメリカ大統領から会いたいと請われるまでになった…。

なんてことを、この記事を読みながら考えてしまったのでした^^

まあそれで成功した奴はいいけど、おかげでリアルでもネットでもポピュラリティーを競うようになって、アメリカの子供達には逃げ場がなくなったと言われています。

学校に居る間だけでなく、どこにいても付きまとうようになった、ソーシャル・ネットワーク(子供の場合は自分の交際範囲)での自分の立ち位置。それが一目で分かってしまう、リア充以外には恐ろしいシステムは、大人でもかなり危険と言われていて、中毒にならないように!っていうのは、やり過ぎると最終的にうつ病や自殺の原因にもなるから…。

ネットは匿名でコソコソと適度にやるのが、私みたいな腐オタにとっては無難ってことですね(^^;


それと最後に念のため書いておきますと、フェイスブックのようなSNSを草の根運動に利用したのはザッカーバーグじゃなくて、映画の中ではチラッとしか登場しなかった彼のルームメイトで、フェイスブックの創始者の一人、クリス・ヒューズ君ですv
166chris-hughes
彼に関しては、俳優さんより実物の方が可愛い♪

フェイスブックを自分から辞めてオバマ陣営に加わったくらいで、オープンリーゲイである彼は起業家であるだけでなく、素敵なパートナーさんと一緒にアクティビストとしても活躍してます。
166Chris Hughes and Sean Eldride

彼のことももっとカバーして欲しかったけど、あれ以上この映画の中に詰め込むのはさすがにムリかも…。彼についてはぜひ、これとは別に素敵な映画を作って欲しいですvv

ウィキリー○スのジュリアン・ア○ンジもいいよね~。ドキュメンタリーの試作みたいなのを見たけど、全然突込みが足りなくて詰まんなかったし、こういうフィクションにした方がイケそう♪

とにかく、こういう映画をもっと観たいなぁって思わせてくれる映画って滅多にないので、『ソーシャル・ネットワーク』、超お勧めでしたvv


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コメント
この記事へのコメント
こんばんは~
“ソーシャル・ネットワーク”凄く見たいんですけどなかなか時間がなくて…レンタル解禁まで待ちます(笑)
そういえば最近Newsweek誌でこんな相反する二つの記事が…
「FaceBookがあなたを人生の負け組にする!」
もうひとつは巻頭の風刺漫画で、エジプトのムバラク前大統領がかつての大統領で暗殺されたサダドとナセルの二人に地獄で会って、
「誰に殺されたかって?FaceBookさ!」と言ってるものでした(笑)

SNSの影響力の凄まじさを思い知らされますね
日本でもこれから本格的に展開していくみたいですが
匿名性の強い日本のネット環境にはたして馴染めるのでしょうか?

本題と外れますがGAGAの素敵過ぎる話題をひとつ(笑)
なんでも来年発売されるガガブランドの香水は本人の血液入り!で、コンセプト「高級娼婦のような血液と精液のにおい」なんだとか
…突っ込みどころ満載過ぎてどうしましょう

やはり一番気になるのは血液は本人のでいいとして、
もう一方は一体どうするんだろうって話でしょうか
後ガガは一体どこで高級娼婦の香りを嗅いだんでしょうかね(笑)
2011/02/22(火) 09:36:13 | URL | kenken #2Z5jlXfU[ 編集]
おぉ・・・
こんにちはー。
テレビでこの映画、絶賛してましたヨー。
実在の人物なんですね。
友人を利用したり裏切ったりっていうのは、こういうことだったんですね。
> 「ファイナルズクラブ」
というのがあるんですね。なんかこう、特権階級とかって(^-^;)、
うち(Nホン)からみて、とにかく敷居が高そう。
> 独自のヴィジョンを持つ人間
> 大学中退…
こういう頭の良い人って自分のイメージみたいなのが既にあるから、
大学なんて行くのは時間の無駄って思えちゃうのでしょうか。

お尻疑惑とか、偉そうな顔で言ってるわりにの3バカトリオとか
あけぼのさんのツッコミが面白かったです。笑
> エドゥアルド
ちょっと気になる存在です。
>ここは抱き締めてやれよっ!
分かりますー。私もドラマ見てて思うことあります。

>リアルでもネットでもポピュラリティー~あたりの文章については、
自分もブログやってる者として何だか、考えさせられるものがありました。
いまここでは纏めらないんですが。
主人公は今でもその性格は変わらないんでしょうか。
凄く面白い記事でした。スバラシイ記事に幼子みたいな
コメント残して、おユルしを~w
映画観た後に読むと更にまた、面白いように思いました。
2011/02/24(木) 19:57:47 | URL | jumpi #w7E8CPEA[ 編集]
kenkenさん、こんばんは
>「FaceBookがあなたを人生の負け組にする!」

やなタイトルの記事ですねっ!(笑)
でもほんと「勝ち組」と「負け組」が露骨に見えるシステムかと…;
政治的な草の根運動に使われる場合は、お手軽なウェブサイト&掲示板って感じで利用出来るから、それはそれで有意義みたいですけど。
おっしゃる通り、どっちにしても無視できない影響力です。
実名でなくても登録できるから、日本ではどんな使われ方になるのか気になりますね!

それにしてもガガ様…高級娼婦が血液とアレ液のにおいをさせていたらマズイのでは…?
買いたくない感も、突っ込みどころも満載ですねww

(“ソーシャル・ネットワーク”は見た人によってかなり印象が違う映画だと思うので、もし宜しかったら、レンタル解禁後に感想教えて頂けると嬉しいです☆)
2011/02/24(木) 22:48:04 | URL | あけぼの #-[ 編集]
jumpiさん、こんばんは
日本でもやっぱり絶賛されてるんですねvv
実在の人物の、実際の訴訟を題材にしていて
しかも割りと近くの会社の話なので余計に面白かったです^^

>うち(Nホン)からみて、とにかく敷居が高そう。
おっしゃる通り、元がイギリスの植民地だけに
アメリカの特権階級の構造もかなり敷居が高そうです(汗)

>大学なんて行くのは時間の無駄って思えちゃうのでしょうか。
数学者は若い時にピークを迎えるそうなので
大学に行ってる間に「老化」するように感じるのかも…?

おかしなツッコミを弄っていただけて嬉しいです~。
エドゥアルド君はなかなか可愛いかったです♪
全然むくわれないのが気の毒で
ほんと一度くらい抱き締められて欲しかった!
でも残念ながら、相手が全くそういうキャラじゃなかったでした;

>自分もブログやってる者として何だか、考えさせられるものがありました。
ほんとにそうなんですっ!
匿名でやるにしてもほどほどが肝心というか…。
我が身を省みてしまいました(汗)

>主人公は今でもその性格は変わらないんでしょうか。
映画のキャラと実際の人物を混同するような書き方をしてすみません(_;)
実際のマーク・ザッカーバーグにはずっと付き合ってる彼女もいるし
映画の中で描かれたようなキャラの人かどうかは…。
ただもしそうだとすると、今の彼は昔自分を認めなかった相手全員に
勝ったことになるんだろうなって思いました^^

こちらこそ、このような長い記事(汗)に丁寧なコメント
本当にありがとうございました!!
もし映画をご覧になられたら、ぜひ感想を読ませて下さい☆
2011/02/24(木) 22:48:55 | URL | あけぼの #-[ 編集]
はじめまして~!
以前から拝見してました♪ 初コメントです。

この映画は公開してすぐ見たんですけど、
ゥチはマークは芸術家や音楽家みたいだなーと思いました。
自分の理想を自分のやり方で作り上げていくところが。
それとエドゥアルドのお金をあっさり使っていたところを見ると、
お金に対して『お金としての価値』を感じてないような、
理想の為のただの道具みたいに思ってるのかなって思いました。
FBが成功して、お金がたくさん入ってきても自分の為にはほとんど使わずにFBの為に使ってますし。
ある意味で純粋っていうか真っ直ぐな人に見えてしまいました。


お子ちゃまの戯言でスイマセン^^;
2011/02/25(金) 11:21:51 | URL | 狐虎 #22hNL7Yc[ 編集]
おひさしぶりです^^
以前から気になってた映画で
けど、観に行く機会がなかったんですが
あけぼのさんのこの記事をみて
観に行っちゃいました(笑

んー、個人的には好きじゃなかったです(笑
2011/02/26(土) 11:47:32 | URL | hiro #-[ 編集]
はじめまして!
私も彼が自分なりのビジョンを持って妥協しないところが
やっぱり凡人とは違うなって思いました!
お金に関しても、消費するためのお金には無関心でしたよねー。
でも「ファイナルズ・クラブなんてエリアごと買い取って卓球場にできる」
って言ってましたから、そういう意味でのお金の価値は
しっかり意識しているのが逆に面白かったですw

>ある意味で純粋っていうか真っ直ぐな人に見えてしまいました。
この映画のキャラはほんとに色んな見方が出来ますよね♪
そう言われてみると、人とコミュニケーションが取れない
っていうのはある意味、芸術家っぽいかもって思えますvv

(狐虎ってとっても素敵なHNですね♪初コメありがとうございました!)
2011/02/27(日) 22:19:14 | URL | あけぼの #-[ 編集]
おひさしぶりです
あわわ、、、それは私のせいで
貴重なお金とお時間を無駄にさせてしまったということでは…汗
確かにこの映画、夢も感動もないですよねー。
キャラへの共感すら拒まれている感じで
その計算されつくしたドライさが
この場合は成功してる気がしたんですけど…
なんか寂しい大人ですみません(汗
2011/02/27(日) 22:20:18 | URL | あけぼの #-[ 編集]
ファイナルズ・クラブ
このレビューはめちゃめちゃ面白かったです!
感動しました。
「ファイナルズ・クラブ」ってフラタニティやソロリティとは別なんですね。
勉強になります。
2011/05/14(土) 08:55:20 | URL | InTheLapOfTheGods #NKh9J5S.[ 編集]
こんばんは
>このレビューはめちゃめちゃ面白かったです!
ほんとですか?
いつにもまして長くて読みづらいんじゃないかと思ったので
そうおっしゃって頂けて嬉しいです~。

「ファイナルズ・クラブ」は全国的な組織じゃなくて
ハーバードの男子学生のためだけのクラブらしいです;
未だにそういうことやってるって、ほんと嫌味ですよね!(苦笑
2011/05/15(日) 20:00:09 | URL | あけぼの #-[ 編集]
見てないんですが(汗)
上映時間を短くするためにセリフを早口にしたそうです。
TVの紹介でも言ってましたがwkiにも出てました。
ご存知かもしれませんが一応コメしてみました~。
それにしてもネイティブでも聞き取りにくいって
どれくらい早いんでしょうね。
2012/02/07(火) 04:21:24 | URL | うぃる #VhOwIdK6[ 編集]
うぃるさん、こんばんは
自己中な早口はでもキャラにも合ってましたv
早口なだけじゃなく、相手に伝えようとする努力のない
はきはきしない喋り方なのでめんどくさいんです(笑)
さすがにストーリーに関係ある部分はOKなんですけど
冒頭の彼の性格を示すところが特に
「はい?え??」って感じでしたw
でも凄く面白いのでお勧めです~
2012/02/16(木) 19:36:13 | URL | あけぼの #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012/05/29(火) 20:57:43 | | #[ 編集]
秘密のコメ様へ
こんばんは。
わかります~
台詞ばかりでかなり長い映画なのに、そんな長さを感じさせませんよねvv

そう言えば、株式上場と同時に長いお付き合いの彼女さんと結婚されました。
株価は下がる一方で、SECの調査や訴訟があるって大騒ぎしてるのに、本人はのんびり新婚旅行中…;

そしてほんとあのイケメン双子ったら…ww
でも訴訟で勝ち取った株を売って、彼らも今回何百億と稼いだらしいです;
バカを見たのは一般の投資家だけってことで…買わなくてよかった!(^^

(ちゃんと届いてよかったです!よく迷子になるので…;)
2012/05/31(木) 20:29:37 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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