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The Kids Are All Rightを観たよ☆
ちょっと前にご紹介した、アネット・ベニングとジュリアン・ムーアが主演の映画、“The Kids Are All Right”を観てきました~。

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インディーズ系の映画としてはこの夏一番の話題作という感じで、最初はサンフランシスコとバークレーでしか上映されていなかったのに、どんどん評判が広まって、うちの近所の映画館でも上映してくれるようになったと思ったら、今週末からいよいよアメリカ全国で一斉公開になったみたい。

ちょうど水曜日にはカリフォルニアの同性婚が再び合法化、というよりProp 8が違憲とされたばかりで、タイミングとしても完璧っ♪

私の周りでもみんなに大好評で、とーーーっても楽しみにしていたのです☆

アネット・ベニングとジュリアン・ムーアは、この映画の演技でアカデミー賞にノミネートされるかもって言われているので、日本でも多分公開されるはず?

なので、あんまりネタバレになるような感想は書かない方が好いかなとは思ったんですけど、ネタばれしないと書けない感想なので…汗

「日本で公開されたら絶対観たい!」と思っていらっしゃる方は、お読みにならないでスルーして下さい^^;

それとこの映画自体R指定ですので、お子様は読んではいけません。念のため18禁とさせて頂きます。




この映画、ほんっとに評判が好いので、単に私の感覚がズレてるだけかもしれないけど(汗)、実は映画を観終わった後、ちょっと凹んだ;

最近なんだかんだあって、ほんとはラブラブな女性カプが主人公の、ほんわかしたファミリードラマに癒されたい気分だったのです。

でも映画が始まった途端、予想してたのと全然違う映画だったってことに気が付いた…。

高校生くらいの男の子が二人(←しかも実は中学生だった;)、いきなりドラッグをやり始めて、「うわっ、やっぱR指定だ!」って感じ(汗)

この男の子達の一人がレイザー(↓右、ジョシュ・ハッチャーソン)
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彼が良くない友達と付き合ってることを両親は心配していて、ひょっとしたら息子はゲイで、友達と色々「お試し中」なのかもしれない…なんて勘ぐったりも。

そんな彼の両親は、ニック(アネット・ベニング)とジュールズ(ジュリアン・ムーア)という二人のママ。
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ニックは医者で、「一家の長」みたいな感じで、ジュールズは色んなキャリアを試してみるけど長続きしなくて、そこにちょっとコンプレックスを持ってたりする。

成績優秀で可愛い長女のジョニ↓(ミア・ワシコウスカ)はもう直ぐ大学に通うために家を離れる予定で、これがみんなで過ごす最後の夏休み。
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そんな時に、弟のレイザーが姉のジョニに自分達の精子ドナーを探してくれって頼みます。

18歳になったジョニには、精子ドナーの名前を尋ねることが出来るからなのでした。

「そういうことすると、ママ達を傷つけることになる。」

そう言って最初は嫌がるジョニちゃんですが、ママ達には黙っていることを条件に精子ドナーにコンタクトを取ることを引き受けます。

そこで登場するのが、若い頃に精子を提供したことなんてすっかり忘れてるポール↓(マーク・ラファロ)
143The Kids Are All Right4

オーガニック野菜や地元の食材中心のレストランを経営している彼は、大学中退で未だに独身。

ママ達に内緒で彼と会ったジョニちゃんは、自由で気ままな生き方に余裕を感じさせる彼のことを「悪くないな~」みたいに思っちゃったのでした。
143The Kids Are All Right5

レイザーの方は逆に話が合わなくてそうでもない感じだったけど、ある日、悪友のクレイとママ達の部屋でゲイポ○ノ(←ママ達のお気に入りw)を観ているところをジュールズに見つかって、

「何か聞いて欲しいことがあるのよね?」

って優しく問い詰められ、精子ドナーと会ったことを告白します。

ちなみにレイザーとクレイは、セクシーな女の子達が絡むポ○ノを期待して見始めたので、ゴツイ男達がガシガシやりはじめたのを見て完全にフリーズしてました(笑)

そしてレイザーの、「実は僕、ゲイなんだ。」っていう告白を予想していたママ達も、いきなり精子ドナーと会ったって言われてびっくり。

「自分達だけじゃ充分じゃないってこと?」

みたいな感じでがっかりする二人ですが、一度彼に会ってみようと家に招待します。

ところが意地悪な質問をして彼をいたたまれなくさせるはずが、ジュールズが造園業を始めたと聞くと、ポールが自分の庭のランドスケーピングに彼女を雇うことになり、イラつくニックをよそに、子供達もジュールズもすっかり彼と意気投合してしまいます。
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クレイとレイザーに会った時は、パパでもないのにレイザーに、「あの子はあんまり良くないよ。」みたいなアドバイスまで。
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ただ、この辺りまでは割りとほのぼのとお話が進むんですけど、問題はここから;

彼の家で一緒に時間を過ごすうちに、ジュールズがポールと浮気しちゃうのですっ!

( ̄◇ ̄;)

ボス猿っぽい性格のニックについていけないところもあるし、何をしても長続きしない自分にコンプレックスも感じてるジュールズに、ポールが、

「僕はちゃんと君の魅力に気づいてるよ♪」

ってことを優しく、そしてフェロモン全開でアピール(←このオヤジがまたやたらと色っぽい;

まさに倦怠期の人妻を口説くノリで、あっさりとジュールズを喰ってしまうのでした;

ただこう書くと軽いコメディみたいですけど、私には笑えなかった…><

ポールはこの後、ジュールズに夢中になるっていう設定だし、二人の関係も彼女が常に主導権を握っていて、そういう意味では女性の側からしたら気持ち好いくらいなんだけど、なんかね…

大人って汚い;

って感じがして凹んだ・・・・・Σ(_ _|||)・・・・・;

「もう止めなきゃ。」って言いながら、ジュールズがニックにばれるまでズルズル浮気を続けるのも嫌だったし、浮気がバレた途端、「じゃあ僕と一緒になろう。」っていうポールに冷たく、「何言ってんの。私、ゲイなのよ。」って言うのも、余りに思いやりがない。

もし最初から、「男とするのってどんな感じ?」っていう身体だけが目当ての浮気だったとすると、さらにキモ…;

20年近く一緒に暮らしてる最愛のパートナーが居て、可愛い二人の子供も居て、経済的にも不自由してないのに、それでも愛する家族を傷つけるって分かってることを、そんな簡単にしていいの?(汗)

ポールのことが好きだっただけに、ママと彼のことを知ってショックを受ける子供たち、特にジョニちゃんが可哀想で…≧□≦;

ジュールズが家族みんなに謝るところ、カウチに座って子供達の手を握り締めて泣くニックにもらい泣きしてしまった。


だから私にとってはあんまり後味が好い映画とは言えなかったけど、アネット・ベニングとジュリアン・ムーアはもちろん、マーク・ラファロ、そして子役の二人の演技はほんとにリアルで、脚本もユニークだし、見る価値がないなんてことは全然ないです。むしろお勧め。(←いや、ほんとに;

特にジョニ役のミア・ワシコウスカがとっても良かった♪

感情的になるシーンでも上手く押さえた演技で、この映画の中では一番まっとうなキャラのせいもあって、彼女が登場するたびにホッとしました☆
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(映画の中では綺麗なロングヘアだけど、ショートも可愛いっ♪昔のグウィネス・パルトローに雰囲気が似てます)

ラストシーンも子供達が笑顔なのに救われたし、大人は全員ダメダメだったけど、まさに“Kids Are All Right”でしたw

70年代のロックから、最近のインディーズ系までBGMの選曲もカッコ良かったし、特にボウイ好きな私には嬉しかったです。映画のタイトルもThe Whoのドキュメンタリー“The Kids Are Alright”のもじりみたいvv

ただもうちょっとでポ○ノ指定になるところだった、っていうくらい激しいエチが全て男女、というか殆どが浮気のシーンっていうのがしょんぼり…。

途中でニックとジュールズがロマンチックで好い感じになるんだけど、結局焦らされただけで終わるし…。

あ、でもゲイビの中のお兄さん達↓は頑張ってました(笑)
143Colt Studio

つか、ゲイビが登場するっていうのは知ってたけど、まさか映画の中であそこまで大活躍とはw

大人な女性カプのラブラブを期待すると裏切られるけど、それ以外のエチはミョーに濃い映画でした^^;

では一応、ここにもトレイラー↓です。


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コメント
この記事へのコメント
こんにちはー。
> ほんとはラブラブな女性カプが主人公の、ほんわかしたファミリードラマ
私もそんなようなのを想像して、ほのぼのしたい気分でしたが、
この映画は、どうやらそうでもないようで。

ジュールズとポールが浮気ですか。。。なんか嫌だナー(-"-;)
ニックとジュールズの関係は、最後は元通りになるのでしょうか?
気になります。
2010/08/09(月) 03:00:14 | URL | jumpi #w7E8CPEA[ 編集]
@うむう~中途半端?
なかなか"まっとうする"話はないんですかね(苦笑)

まさしく(そりゃ、多少はあるが)子供たちは大丈夫だったけど、大人たちはアカーンですね…

ないことはない顛末だろうけど、映画として半分はある意味期待を裏切られる、あぁやっぱり映画だったかもしれませんね…個々の感じ方かもしれませんが。

思い返し比べるのもなんですが"行ひとつの怪しさの雰囲気まで再現した"Dorian Grayぐらいまで、徹頭徹尾してくれたら、もっとイイ仕上がりになっていたかもしれませんね。(原作読んでDVD観て、してやられたと思いましたよ。監督が整えたこと、役者たちのいとわない演技もあってかもしれません)
2010/08/09(月) 06:50:02 | URL | すずら #0eKlHyVs[ 編集]
jumpiさん、こんばんは
R指定だけに、ほのぼのというより、かなりエッジーなコメディで
それも浮気がずるずる続く辺りから笑えなくなりました;
なんかがっかりだったです><
ラストは一応ハッピーエンドっぽかったですけど
それはそれであんまりすっきりしなかった…^^
2010/08/10(火) 19:45:38 | URL | あけぼの #-[ 編集]
すずらさん、こんばんは
そうなんです~。
おっしゃる通り、子供たちは大丈夫だったけど、大人たちはアカーン!笑
浮気相手の男に対する扱いがまたえらい冷たくて
逆に「悪いのはこいつだけじゃなくね?」
と思ってしまいました(汗)

Dorian Grayは確かに堕ちるところまで堕ちるお話ですよね~。
この映画はファミリードラマで、しかも明るいコメディのはずなのですが…
なんともすっきりしなかったです^^;
2010/08/10(火) 19:46:21 | URL | あけぼの #-[ 編集]
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