アメリカの大手ゲイブログAfterEltonで選ばれた「最高のゲイ映画50」を1位から順にレビューしていく企画
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ボーイカルチャー
2008年にアメリカのゲイ男性から「最高のゲイ映画」28位、2009年には27位に選ばれたのは、2006年製作のアメリカ映画

“Boy Culture”『ボーイカルチャー』
134Boy-Culture

このポスターを見て、いけない期待を抱いたあなた!

私の仲間です~(^▽^;

以下はネタバレ注意!

結論から言うと、別にエロい映画ではありません。

ただし、とってもセクシーな映画ではあります♪

「どう違うんだ?」

っていう突っ込みはとりあえず置いといて(汗)、まずは超イケてる主人公、「X」役のデレク・マジャール↓(Derek Magyar)様のイントロから。
134derek_magyar

この映画は自分のことを「X」って呼ぶ「ハスラー」の一人称で語られます。「ハスラー」っていうのは、日本語だと「売り専」のこと。

画面の中に現れるXの行動を、語り手の「X」が少し距離を置いて見詰め、「彼」について淡々と語るんですけど、この人のナレーションでずっと映画が進むわけだし、画面にもずっと出っぱなしだから、彼に魅力が無いともうどーーーしようも無い映画になっちゃうんですけど、その点は全然オッケー!

もう彼、めちゃめちゃイケてますからっ♪

ナレーションが始まった途端、まず声が低音でしかもスムーズなのにドキドキw

そのナレーションも、何気に観客を突き放してるようでもあり、逆に気を持たせているようでもあるのですが、例えばこんな感じ…。

“If you are smart, you’ve guessed that I'm a hustler. If you haven't, here are two clues. I'm gay, and they made a movie about me. Try to keep up.”

「バカじゃなければ気づいてると思うけど、俺はハスラーだよ。気づいてなければ、ヒントが二つ。俺はゲイで、俺についての映画が作られた。ちゃんとついてきて。」

「ゲイ映画」にハスラーを主人公にした、グチャグチャ、ドロドロ系の映画が多いことを皮肉ってるっぽいんですけど、プラス自分のストーリーはそういうのと違う、っていうこともさり気なく主張してる感じ?

じゃあこの話はどんな設定なのかというと…。

Xは高級ハスラーで、客は紹介のみ。顧客は常に12人で、金持ちだけが相手。ルームメイトが二人居るけど、彼らから家賃は受け取ってない。

最初のルームメイトは可愛いジョーイくん↓(ジョナサン・トレント)
134Boy-Culture2

税務署に税金の申告額についてゴチャゴチャ言われないために、Xがルームメイトを募集した時、最初に募集してきた彼は最近18歳になったばかり。Xが好きだけど、子供過ぎるし相手にされてない。

この彼が、Xを落とそうと色々頑張るのが健気で可愛い☆

もう一人のルームメイト↓はアンドリュー(Darryl Stephensという俳優さん。この方は2009年のリストでは14位の“Noah's Arc”にも出演なさってますv)
134Boy-Culture3

Xはこのアンドリューのことが好きなんだけど、「仕事」以外ではセックスしたことがないっていう「奥手」で、アンドリューが自分に関心があるのが分かってても、なかなか先に進めないのです。

Xが自分で言うように、

「いい男が3人一緒に住んでて、お互い相手に萌えてるなんてゲイビみたいだけど、実際はセックスだけが欠けてる。」

っていう状況(笑)


そんなある日、Xはアンドリューのシャワーを覗き見してるところをジョーイに見つかってしまいます。


エロくはないけどセクシーなシーンですよね?(^^


そしてこのじれったい三角関係は、やがてXが新しいクライアントに会ったことで少しずつ変わっていくのです。

そのグレゴリーっていう年配の客は、二人の間に何らかのロマンスが芽生えるまではXと寝ないって言って、Xと会うたびに、Xについてまるでカウンセラーかセラピストみたいに色々と聞き出すんです。

自分の気持ちをグレゴリー相手に話すうちに、Xはルームメイトの二人と少しずつ向き合うようになって、グレゴリーにも心を開くようになります。

ただ途中、Xとグレゴリーのラブシーンがあるんですけど、これは正直ムリでした;

役の上ではXが25歳、グレゴリーが79歳っていう超年の差カプ。

実際にはX役の俳優さんはもっと年上だと思うし、グレゴリー役の方は撮影当時68歳だったらしいんですけど、それにしても…汗

これだけ年齢差があると、親子みたいに見えてダメなのかなー?別にこの二人に似たとこは無い、っていうか全然似てないんですけどね…。

一応、オジサマスキーな方のためにペタリ^^


ちなみに、このシーンのラストでXが言ってる“forgive me, father”「神よ、お許しを。」っていうのが彼の口癖なんですけど、これを囁くような低音で言われると、危ない懺悔を聞いてる気分にさせられて萌え~♪

というか、雨の中きっちり高そうなスーツを着て、大きなバイクに乗って売りに行くってどうなの?
134Boy-Culture4

いえ、萌えましたけどねww


その後、せっかくアンドリューと一度は上手く行きかけたのに、Xの方が、お金で清算出来ない、先の保障がない関係に踏み切れなくて、二人の関係はどんどんこじれて行きます。

最後はでもグレゴリーがキューピットになってくれて、Xとアンドリューが結ばれるハッピーエンドに。
134Boy-Culture5

遊んでばかりいたジョーイもちゃんと大学に通うことになって、Xとアンドリューが「パパ」のナイスファミリーの出来上がりv
134Boy-Culture6

Xの買った株があるからお金の心配はしなくていいとか、彼は売りやってるけど実は頭も良いし純粋だとか、その辺の軽~~く都合良すぎな設定がゲイ版プリティ・ウーマンっていう感じもしましたが…汗

でもテンポも好いし明るくて、俳優さんたちがとっても上手だから楽しめましたw

日本では映画祭で上映されたらしい?

DVDが手に入るようならお勧めですv

最後は例によってトレイラー。


にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へbanner11
『もしこの記事が面白いと思って頂けたら、ランキングのボタン↑をプチプチお願い致します』
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
@こういうのもあり!
娼婦(娼夫?)を買うのは、
同年代の人が買ってくれるというより、
年上のインテリだったりすることがあるようです。

大学教授とか、結構社会的箔がついている人が。
なにがしかのドキュメンタリーなり、本なりで
読んだ気がします。

同性愛じゃない、異性愛の男娼を愛人として
フランスでは妙齢のご婦人(老婦)が
買い、囲うことがままあるようです。

恋愛の国ならではだと思いますが、
その分愛人となった男性は、
尽くすことに自分をささげるそうです。
それが、本当の"ジゴロ”だそうで。

でも、こうしてみると、
人を腕に抱いていたいと思ったら、
それは”年齢”で抱くのではなく、
正直な自分の心のささやきで抱くのかも
しれませんね。

色ボケばーさんと言われても、
私もそういう気持ちは欠けたくないなと
思いました。
2010/06/20(日) 22:36:30 | URL | すずら #0eKlHyVs[ 編集]
すずらさん、こんばんは
>色ボケばーさんと言われても、
なるほどー。
色ボケばーさんと言われることさえ覚悟しとけばいいんですよねv

ただ問題はいくら年食ってもそんなお金はありそうもないってことですけど…^^
いや、そんなパワーもすでにないかも?!汗
それより家事全般手伝ってくれる人の方がありがたい
ってそれじゃヘルパーさんですよね;

どんな形でも人との繋がりには体力がいる。
確かにたとえ色ボケばーさんと言われても
そういう気力がある人は羨ましいです^^
2010/06/21(月) 19:46:23 | URL | あけぼの #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。